OBグレンデヴェロン12年1970’s
GLENDEVERON(グレンデブロン)
Aged 12 Years
40% 750ml
1970年代後期~1980年代流通
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆
香り:オールドっぽさのある麦感、白葡萄のような上品な香りに、海苔や古い木のニュアンス。全体はややくすんでいる。
加水でクリーンに、柑橘系のフレーバーも出てくるが、同時に奥からミントやパフュームっぽさも。
味:まろやかな口当り、ややオイリー。少量のヒネとカラメル質、麦感、例えるならみたらし。
奥にシェリー感があり、ビターチョコのよう。スパイスはそれほど感じられない。
40%とは思えないほどフレーバーに厚みがある。今回飲ませてもらったボトルのコンディションは可も無く不可も無く・・・
これがもっとコンディションの良いボトルなら、さらにいうコト無しだったのだろう。
コメント:グレンデブロン?グレンデベロン?グレンデヴェロン?それともマクダフというべきか?
スペルの読み方もそうだし、蒸留所の呼び方がオフィシャルとボトラーで変わっていること、オフィシャルボトルが流通していないことなどもあり、あまりメジャーではないボトル。
しかしメジャーではないといっても、かのマイケルジャクソンは「モルトの香りや味を知りたかったら、マクダフの12年ものと行く晩か共に過ごすべき」
と書かれており、そのポテンシャルは非常に高い評価を受けています。
なお、本ボトルの流通時期から逆算すると、60年代から70年代の原酒が使われていることになり
マクダフの創業が1962年であることから、初期の原酒であることが伺えます。
※8月13日、持ち込みボトル情報UPしました。
#マクダフ(グレンデブロン)