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ロングモーン1975 Grail 5th Anniv

LOMGMORN(ロングモーン)

700ml 52.3%
Aged 35 years
Distilled: 1975
Bottled: 2010

“British Pub/Established 2005”
“Grail bar 5th anniversary Special edition”

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:甘いシロップのようなフルーツ香が穏やかに立ち上る。チェリー、熟したトロピカルフルーツ、
パパイヤの缶詰、バニラ、ジャスミン茶のニュアンス。上等なフルーツフレーバー主体ですばらしい。
奥からウッディーさも感じるが、裏に少し感じる程度。

味:スムーズな口あたりから、甘酸っぱさを伴うフルーツフレーバーが広がる。
アプリコットティー、プラム、瑞々しい白桃。チェリーやパパイヤ感、ややバブルガム。
とにかくスムーズで、フルーツ感であふれている。鼻抜けは南国感、こちらもフルーツしっかり。
余韻にかけてフルーツの皮の渋みがややあり、それは徐々に存在感を増していく(しかし過度にはならない)。
スパイスはほとんど感じない、上品な甘さながらドライでさっぱりとしたキレ。

コメント:キャンベルタウンロッホにて、西麻布のBAR Grail、5周年記念のロングモーン。
最近ロングモーンを飲む機会が増えており、なんというかある意味予想通りな感がありましたが、フルーティーで上品で、実にすばらしいフレーバー構成。
度数を考えれば、口の中の盛り上がりはもう一つ力強さがあると、さらにわたし好みなんですが、これは純粋に旨いロングモーン。
ベクトルとしては、旧ボトルの15年の延長線上にありつつ、それでも流石記念ボトルだけあって、次元の違う完成度を見せてくれています。

60年代のロングモーンがシェリー樽であれば、
70年代のロングモーンはバーボン樽が存在感を出してくるように感じています。
こういう樽が眠っているのだから、今後も目が離せない蒸留所なのですよねぇ。

ウンウン。

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#ロングモーン

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