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FCバルヴェニー1972(20年)

FIRST CASK
BALVENIE
(バルヴェニー 1972)

Aged 20 Years
700ml 46%
Distilled: 1972
Bottled:1992(?)
Cask No, 14730
Bottle No, 0139

“An unblended cask of 20 year old BALVENIE highland malt whisky”

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:よく干された麦の香ばしくほのかにビターな香り、やわらかいがはっきりとした香り立ちで、
クリーミーでフルーツの皮、グレープフルーツ、時間と共にトロピカルなフルーツ感も出てきて、旨さを予感させる。

味:非常にクリーミーでスムーズ、本当に上品な構成で、最初はバニラ中心だったが、その後フルーツも。
バニラ、溶けたソフトクリーム、桃、ドライパイナップル、まるでフルーツのミルクセーキだ。
鼻抜けはオークとバニラ。余韻は桃、やや麦や胡桃のビターさ、口の中を柔らかく満たしていく。
46度の加水済みであるものの、このレベルであれば加水であってもまったくかまわない、むしろ歓迎。

コメント:キャンベルタウンロッホにて、締めの一杯。
本当はこの前に飲んだ、某BAR記念のロングモーンを締めにして帰ろうとしたのですが・・・
隣で注文のあったこのバルヴェニーが、かなーり美味しそうだったので、
つい鞄の中に片付けたカメラとノートを、出しかけたサイフと等価交換してしまいました。

まず一口目はかなりバニラというかクリーム感でした、2杯目以降はフルーツっぽさも感じます。
ただこれは、その前に飲んでいたのが、かなりフルーティーなロングモーンの50度OVERでしたので、
その影響も多少はあったのかもしれません。
なのでひょっとしたら、1杯目とかに飲んでいれば一口目からフルーツが出てたのかも・・・
この辺は、おそらく誰かがキャンベルで飲まれると思うので、後日参考に伺ってみたところであります。

で、このボトルですが、個人的にバルヴェニーは蒸留所として高いポテンシャルを持っていると感じていますが、
なんというか、まぁこのくらいだろうと思っていたラインの斜め上、さらに上を行く1本。

素直に驚きました。

ただ、最初は表示を見ないで50度OVERと勘違いして飲んでいたので、
オイオイ、50度OVERでカスクでこの滑らかさ、この仕上がりかよ!と驚愕していましたが、良く見てなんか納得。
あ、46度でしたか・・・なるほどね、でもこの完成度は流石良いカスク選んでるなぁと。

また、最近アタリを聞くことが多い気がする、1972ビンテージであることも、偶然とは思えない感じです。
機会があれば、1972ビンテージに統一して、いろんな蒸留所を飲んでみたいものです。

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#バルヴェニー

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