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OBスペイバーン1978-1999(21年)

SPEYBURN
Aged 21 Years
(スペイバーン 21年)

700ml 58.8%
Distilled: 1978
Bottled:1999
Bottle No,44
Cask No,2807
Cask Type: Sherry

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆

香り:上面ややアルコール、ダークフルーツや黒蜜のねっとりとした甘さにハーブ感を漂わせながら、
奥から若干のシイタケ、ドライで鼻腔をジンジンと刺激する。香りはカスクストレングスだけに力強く、
味わうまでもなくどシェリー系で、シェリー好きはこの時点で悶絶するフレーバー。

味:なつかしさを感じるシェリー感だ。みたらしやカステラの茶色い部分、煮詰めたカラメルソース、コーヒー・・・いや濃い目の紅茶。
ダークフルーツよりは砂糖系の甘さを主体に、レーズンやイチジクのアクセント、ウッディーで渋みを伴いながら、
口の中にしっかりと濃厚なシェリーのフレーバーが広がっていく。
中間からはやや単調、序盤にかけて上記のフレーバーがどっと出てきて、そのまま余韻まで向かっていく。
鼻抜けはしっかりとシェリーの甘さ、余韻はしっとりとした甘さの中でスパイシーでドライ。渋みが舌に食い込んでいく。

コメント:三鷹BURNSにて。飲もう飲もうと思っていて、マスターからも進められていて、
しかしその濃さからなかなか飲むタイミングが見つけられなかった一本。
いや濃い目のシェリー系飲むと、後のボトルに何を持っていくかが難しいんですよねぇ。

その味はというと、あぁ、そうだよ、初めてシェリー系のウィスキー飲んだときってこういう味に感じたよなぁと
懐かしさがこみあげてくるような、オーソドックスなシェリー感。しみじみ味あわせていただきました。
ただ、テイスティングコメント中にも書きましたが、序盤はどっとフレーバーが押し寄せてきますが、中間からはシェリーに酒質が負けてるなという印象。
その点では、こってりシェリー系好きにはたまらないだろうが、バランスがよいかといわれると難しいところです。

余談ですが、ずいぶん前の某雑誌上のテイスティングコメントで、
某氏がある新鋭モルトと勘違いしていたのは、おそらくこのスペイバーンと思われます。
うん、確かにどっしりシェリーだ。

さらに余談、コンデジのS90をもってBARにいくことが多くなりましたが、フラッシュ無しのオートモードで適当に撮影して、これだけすばらしい写真が取れる。
”夜の帝王”と呼ばれるS90のすさまじい性能に、日々驚かされています。

ちなみに昨日は霞ヶ関で仕事をした後、日比谷公園を通って駅まで向かいました。
その際、噴水を前に1枚オートモードで適当に取ったのが以下。

この暗さで三脚も無しにこれだけ撮れるって・・・
F2.0のレンズ性能もさることながら、技術の進歩はすごいっすねぇ

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#スペイバーン

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