キャンベルタウンロッホの11周年に顔を出してきたくりりんです。
18時50分に店に一度着き、20時にようやく席に付くことが出来ました。
さすが周年記念イベント、ハセガワ行って試飲して戻ってくるだけの時間があったのが無念です。
さて、今年の気になるボトルラインナップは・・・この6本でした!
・OBオード5年 43% 750ml 1960年代後半~70年代初期頃流通
・OBクライヌリッシュ(ブローラ)5年 43% 750ml 1960年代後半~70年代初期頃流通
・OBダルモア20年黒ダンピー 43% 750ml 1970年代初頭流通
・OBベンウィヴィス1972(27年)45.9% 700ml Cask#745
・OBグレンモーレンジ1976“Concorde first flight” 60.8% 750ml
・RARE MALTS ブローラ1972(22年) 61.1% 700ml
どれもコレも非常に貴重なボトルたち。保存状態も申し分なく良かったです。
特にこれらのほとんどは、昨日深夜に開封されたばかりだというのに、これだけポテンシャルを発揮しているのだから素晴らしいです。
また、コースとしても非常に良く考えられて組まれている印象で、通を黙らせるには十分すぎる破壊力を持っていました。もはや兵器ですね、このレベルになると。
詳細は追ってテイスティングノートをまとめていきますが、各ボトルに簡単に感想を述べておきます。(忘れないうちにw)
余談ですが。もし売り切れが出た場合は、B面に突入するかも…という話です。
えっ!コレで終わりじゃないの!?
またすごいモルトでてきそうですねぇ。ここのストックはマジぱねえっすから。
・OBオード5年 43% 750ml 1960年代後半~70年代初期頃流通
若さゆえアルコール感のような刺激、柑橘系の香りに麦感、不思議なフレーバーで、そこに若干の動物性の脂。
口の中はじわじわ、ピリピリとした心地よい刺激と共にフレーバーが染み渡っていく。酒質は厚くしっかりしており素晴らしい。
・OBクライヌリッシュ(ブローラ)5年 43% 750ml 1960年代後半~70年代初期頃流通
ブローラが旧だの新だのと、ごちゃごちゃやっていたころのモルト。おそらくは現行品で言うブローラに該当します。
オイリーで中間からしっかり盛り上がる印象、ややアーシーさがありながら、麦や蜂蜜、レモンやグレープフルーツ等のフルーツ感。5年とは思えないしっかりした酒質。
よく見るとトレードマークが今と違う。なんか獅子に羽が生えてますよ!
・OBダルモア20年黒ダンピー 43% 750ml 1970年代初頭流通
オフィシャル、蒸留は1950年代。勉強になる一杯です。
上面にはっきりとシェリー酒系(嫌みなモノではない)の香りで、奥から葡萄、メンソール。ミントを感じつつ、余韻はどっしりとしており、ほのかなピートが存在感を出してくる。秀逸。
・OBベンウィヴィス1972(27年)45.9% 700ml Cask#745
いわずと知れた、超レア蒸留所。まさか今日のめるとは思っていませんでした。
ファーストコンタクトでは、ムッとする香りがあるものの、時間と共にフルーツと若干の香水っぽさへ。パイナップル系の味の広がりと素晴らしいキレ上がり。
・OBグレンモーレンジ1976“Concorde first flight” 60.8% 750ml
イギリスの航空機、コンコルドが初めてフライトしたコトを記念して1000本限定で販売された、レアなグレンモーレンジ。
クリーンでやや香水感があり、梅肉やブルーツのシロップ。アルコールのアタックを感じるものの、状態やバランスは非常に良いように感じます。
・RARE MALTS ブローラ1972(22年) 61.1% 700ml
ブローラの中でも非常に評価が高い、レアモルトのブローラ。
もう多くを語る必要は無いでしょう。暴れるというかやんちゃですが、70年代らしい、まさにブローラという印象です。
フレーバーも力強く、締めにふさわしいボトルだけでなく、2本目のクライヌリッシュ5年を思い返すと、実は共通する部分もあるんじゃないかと考えさせられる1本です。
という感じで、6本のラインナップ全てを制覇。いやぁ、美味しかった!
その後、自宅に戻ってから、早く帰ったことで残ってしまった仕事をこなし、ようやく・・・この時間にブログ更新です。
ものすごく眠くて、さっきから誤字脱字、よくわからない表現を連発しています。
その証拠に、くりりんの本日のナゾの一言を入力フォーム内で書いていました。
「自転車がワープしました・・・」
・・あぁ眠すぎる、もうだめだめですw
本日お会いできた皆様、ありがとうございました。
キャンベルタウンロッホ様、今後もますますの発展をお祈りしております。
#その他雑記