Whisky-Fassle
Old Fettercairn
(オールドフェッターケアン)
Aged 34 Years
700ml 57.2%
Distilled:1975
Bottled:2009
オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆
香り:ナッティーでオーク香を伴う、若干の粉っぽさがあるが、非常に上品。
奥からリンゴや桃、パッションっぽさもあるフルーツ感を感じる。口開けのためか、
最初は上面にアルコール感があるが、時間と共にミルクチョコ。旨みを感じるフレーバーであふれている。
味:これはフェッターケアンか!? 甘酸っぱい桃や煮たリンゴ、ドライフルーツのペーストが一気に広がる。
70年代のフェッターケアンに共通するフレーバーも感じられなくは無いが、フルーツ感がしっかり出ており、瑞々しく素晴らしい。
鼻抜けも上品な甘さを伴うフルーツ感(桃やアプリコット)がしっかりある。
余韻にかけてオーク感が前に出てくる。栗の渋皮、麦感、ほどよいビター感を伴う長い余韻。
コメント:いわき@87Malt Night!!にて。フリーテイスティングでいただいた1本。ゴブリンさんの持込で今思うとナゾのボトラー。
海外からの直輸入で、日本に入ってきていないとかなんとか・・・まぁ後でちゃんと聞いておこう。
味の構成としては良いバーボン樽の長熟お手本系。ベリーや桃系の甘酸っぱいフルーツ感があって後半にオーク。
それもフルーツ感が、フェッターケアンとは思えないほどしっかりとしている。
また、あれだけのボトルラインナップを飲んだ後でも、見劣りしなかったのだから感動モノである。
しかしいくら日本が世界で一番酒が飲める国とは言えど、こういうモノを手に入れるためには海外市場に手を出す自己努力も必要なんかねぇ・・・
ゴブリンさんは同い年とは思えんほどそういうところに精通しているから、このボトルのこと聞くついでに色々教わってみますか!
~~87Malts Night!! 音声ファイル公開~~~
Part1,マッカラン1966からGMグラント1956の途中まで
Part2,GMグラント1956からDTボウモア1966、そしてSRボウモア1966/84の途中まで
Part3,SRボウモア1966/84からSRオード1962/84 第1部ラストまで
Part4,第2部ブラインドテイスティングスタート、ledさん提供の羽生1988/2006 キングオブダイヤまで
Part5,第2部ブラインド2本目、ジャッコーネボウモア1969/1978まで
Part6,第2部ブラインド3本目、グレンエルギン12年・1970年代後期流通(くりりんの奇跡)からSRボウモア1966/84の驚愕の変化まで
Part7,第2部ブラインド4本目、ゼニス・ローズバンク15年からフリーティスティング途中まで。録音終了
~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~
【完】87Malts Night!! くりりんSide(7)
【速】87Malts Night!! くりりんSide(6) ←この辺です。
【速】87Malts Night!! くりりんSide(5)
【速】87Malts Night!! くりりんSide(4)
【速】87Malts Night!! くりりんSide(3)
【前】87Malts Night!! くりりんSide(2)
【旅】87Malts Night!! くりりんSide(1)
#オールドフェッターケアン