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JJP(JWWW) ボウモア1995-2009

 

JUMPING JACK PRODUCTIONS
WANTED
BOWMORE1995(ボウモア)
”The Dead Mouse Eater”

700ml 62.8%
Aged 14 Years
Distilled; 1995
Bottled; 2009
Number of Bottles; 180

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆☆

<ブラインドでテイスティングしました。>
香り:発酵した大豆、大麦、若干納豆のような香りが上面にある。
やや粘性があり、グレープフルーツとしけったピート。クリーミーな酸味はヨーグルトのようでもある。
特徴的なフレーバーを感じるが、しっかりとした熟成感もある。

味:クリーミーな口当り、グレープフルーツと粘性のある黄色いフルーツ感(ドライマンゴー、バナナ)
、オイルスモークサーモン、中間から徐々に弱めのピートが口の奥に出てきて、そのまま余韻へ向かう。
全体的に透明感があり、余韻は上記サーモンにのせたグレープフルーツ、口内はオイルコーティングされる。
オイリーだが意外とすっきりしており、さほど余韻は長くなく、程よいピートの苦味はあるが、ピートもあまり蓄積しない。

コメント:BURNSにて。ご好意にていただいた一杯。(経緯は以下にて)
JWWW(ジャック・ウィバース・ウィスキー・ワールド)の系列会社、JJPによるボトリング。
“The dead mouse eater”などという過激なサブタイトルが銘打たれているが、
香りに若干特徴的なフレーバーがあるものの、フルーティーさはグレープフルーツ系をベースに
ピートも感じることが出来て、悪くないバランス(というか普通にうまい部類)の仕上がりである。

このボウモア、なんと誌による採点で35点という低評価をたたきつけられ
”腐ったネズミの味がする”とまで言われてしまった、超不遇のモルト。
だったらそのまま品名にしてやるよと、半ば開き直りとも取れるセンスでボトルネームが決定した経緯があるという。

マスターいわく「単にプロモーションでコケただけだとは思いますが」とのこと。
確かにどのへんが腐ったネズミのかわからない味。腐敗臭なんてないだろコレ・・・。
しいて言えば、香りのところで、大豆が発酵したような、納豆のような香りが上面にあるので、
その辺に反応してのコメントだったのかなと思ったり。

まぁ私は納豆好きなんで、問題ないですがw

さて、このモルトを頂いた経緯ですが。
その日、3杯目のモルトを飲み終えた辺りのこと。
マ「そうだ、〇〇さんわかりますよね。是非くりりんさんにブラインドで飲んでほしいものがあるって預かってるんですが」
(〇〇さん←先日のBURNSでブラインド対決をした常連の方です。)

こ、これは果たし状!
ここで受けぬは飲み手の恥!

そうして出てきたのがこの一杯でした。
ご自身のキープボトルからの出題だったということで、ありがとうございます。

結果は・・・まぁ既に予想が付いてると思いますが。
私の完全敗北でございましたorz

べ、別に悔しくなんか・・・ないんだからね!

#ボウモア

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