MENU

ベンリアック1968-2005 (36年)

BENRIACH(ベンリアック1968)
LIMITED 1968 RELEASE
Aged 36 years
700ml 51.5%

Distilled: 1968/11
Bottled: 2005/9
Cask type: Hogshead
Cask No, 2708
Bottle No, 31/111

オススメ度(9)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:フルーティー、そしてナッティな香ばしさ。皮付きの黄桃、生プラム、若干のベリー…
瑞々しいフルーツ(やや赤みを帯びた)の香りが広がる。時間とともに煮出した紅茶、アプリコットも。
スムーズで上品でありつつ、吸い込まれるような深みを感じる。

味: 口に含んだ瞬間は上品なメイプルシロップのようだが、一瞬の間の後、熟した桃のフレーバーが一気に広がる。
さらに時間差で麦や焙煎したアーモンドの香ばしさ、微量の土っぽさがアクセントになって、心地よいビター感が桃の上をじわじわと広がってくる。
奥には若干のシトラスや植物っぽさ、まるで果樹園の中にいるようだ。
余韻は後半の心地よいビター感をそのままに桃、トロピカルな南国系フレーバーを長く感じる。じわじわ来る戻りに、鼻抜けしっかりフルーツ感。
すばらしい一本!!

コメント:ゴブリンさんからいただいた一杯@OMC。
またしても知識のないくりりんですが、ベンリアックでオフィシャルの60年だいは2ビンテージしか(?)出ていないそうで、大変貴重なモノ。
そのポテンシャルは、やはりモルトの黄金期60年代にふさわしいモノを持っており、
麦をどうやったらこうなるんだというフルーティーなフレーバーで、全体のバランスもよく、厚みもあって美味いとしか言いようがない。
なお、樽の種類は”シェリーホグスヘッド”とのことだが、リフィルなのかシェリー感はあまり出ていない。

飲んだモルトがうまいモルトであればあるほど、自分の世界に入って集中テイスティングをする傾向にある私ですが
このモルトは…盛り上がるOMCの中にあっても、自分の世界に引き込んでくれました。

まさに、「ほぼ逝きかけました」


いや、ホント素晴らしかったんですよ~

貴重なモルトを提供してくださったゴブリンさんに感謝!

余談:OMCの後のキャンベル組、お疲れさまでした!
さらにタケモトさんとも遭遇したのに…
朝4時起きで野球に向かい、そのままOMCに参加してしこたま飲んだくりりんは、
気力、体力の…限界!でしたorz
スイマセン

7月10日はベストで挑みます!

余談2:さり気にブログ公開から3ヶ月経っていました。
こんなつたない&日本語ヘタな自己満足ブログを見ていただいている皆様、ありがとうございます。

アクセス数、ランキングを見ても、ずいぶん見ていただいてるんだなぁと、
逆にそこから元気を貰っているようにも感じています。
また、ブログを通じて色々と知り合いも増え、お世話になりっぱなしの毎日です。

どこまで続けていくかは仕事の状況等にも左右されるのでわかりませんが、
これからも大好きなウィスキーを趣味のひとつとして、長く付き合っていく所存ですので、
この2〇才の若造を、今後とも見守っていただけましたら幸いです。

#ベンリアック

この記事を書いた人