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SWロングモーン1975-2007 32年

Speyside Way
LONG MORN 1975
AGED 32 YEARS
700ml 54.2%

DISTILLED: 1975年3月26日
BOTTLED: 2007年6月11日
Cask No, 3962 (Bourbon barrel)
Bottle No, 96/145

BARスペイサイドウェイ10周年記念オリジナルボトル
~流れるがままに~

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:トップノートは少量の粘性のある甘さ、ややクリーミーなオレンジ、バニラ、樽香を感じる。
続いて現れる植物質を含んだ甘酸っぱさはパイナップルのよう。非常にきれいなロングモーンだ。
フレーバーはやさしく、しっかりと開いている印象。アルコールも度数ほどではない。

味:柔らかい口当りだが、すぐにフルーティーな甘酸っぱさがやってくる。
一口目は徐々に広がるイメージであったが、時間と共に力を取り戻す。
中間にバニラクリーム、広がるトロピカル感のあるフルーツはビワやパイナップル、ドライマンゴー。
余韻は口奥にオーク系のウッディな渋みを感じつつ、ドライでやさしく適度に伸びていく。
戻りはそれほどでもないが、飲み疲れない、次の一杯が欲しくなる。

コメント:スペイサイドウェイにて。先日きゃず3さんと、JWWWグレンゴイン1972を飲んだ日、その前にチョイスしてもらった一杯。
私が飲んだときは、既にボトルの底のほうでしたので、ボトルコンディションによると思いますが
(前よりちょっとくたびれている感じがするな、とのコメントもありました。)
個人的な印象としては、背伸びせず、持っているフレーバーを無理なく出してくる印象のモルト。

私なんかはイイカッコしいなので、持ってるもの以上のコトをやろうと、
ついつい背伸びしてしまいがちなのですが、コイツは淡々と自分が出来ることをしている。
だから飲み疲れないし、1ショットを通じて息切れせずに付き合える。

ハーフショットや1ショットでの印象は、同じバーボン樽系であれば、きっとSMCや最近のライフシリーズのほうが記憶に残ると思います。
しかしこれはこれで・・・まさに“流れるがままに”、気ままに楽しめる、いいモルトです。

ご馳走様でした。

・・・とか書いておいて、口開けの硬さやフレッシュさが良い影響を与えそうなフレーバー構成なので、機会があれば口開けも試してみたいですね。

ものすごくいまさらですがw悶絶系だという話ですし。

#ロングモーン

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