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ハイランドパーク12年 1980年代流通

ハイランドパーク12年
1980年代流通品 特級
750ml 43度

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:たまり醤油飴、ややカラメル質で若干のヒネ香、しっとりしている。
オレンジやベリー、麦感もあってふくよかで良い香り。

味:口当りは滑らかで、黒砂糖やしっとりした麦感、続いてオールドシェリー感、
やや粘性があり、時間とともに完熟パインにも似たフルーツ感、この辺は少しぼやけている。
蜂蜜や植物系のフレーバー(これがピートかな)もある。フレーバーが厚く熟成感もあり、素晴らしい。
余韻にかけては舌上にスパイス、鼻抜けしっかり、ビスケットのような麦のまったり感を伴って適度に続く。

コメント:Sheepにて。現行品のハイランドパークとは違い、ニュアンスとして上質なシェリー感が感じられるだけでなく
それ以外のフレーバー、熟成感も素晴らしい1本。

もちろん現行品がNGというわけではない。オールドと現行品、モノによっては比較にならないモノもある中で、
ハイランドパークについては、“好みの問題”と考えられるだけのレベルは維持しているという印象だ。
(樽の関係上、非常に厳しい思いをされているのがなんとなく伝わってきますが。)

北の巨人、ここにあり。

このボトルも、もうすぐなくなりそうです。

#ハイランドパーク

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