昨日は仕事をそうそうに切り上げてリカーズハセガワさんへ。
最近色々とニューリリースが入っているようなので、例のブツを受け取りに行くついでに試飲なのです。
まずはBBRのカリラ1996とボウモア1994
個性のカリラ、バランスのボウモアという感じで、どちらもよくまとまっている印象。
お店側はカリラがお勧めということでしたが、私もカリラが好みかな、この価格でこの味はなかなかです。
(テイスティングコメントは以下よりドウゾ。)
続いては、こちらもお勧めのダンカンテイラー・グレンマレイ1983(26年)
これもいいですね、上記カリラとボウモアの後に飲んだのですが、フレーバーが負けません。
すごくボディがしっかりしていますし、何より焼き芋や焼き栗、栗の渋皮のようなフレーバーが全開です。
ここでCKさんが来店されており、二人で(というか主犯は私ひとり^^;)
平日18時過ぎのテイスティングコーナーで侃々諤々とテイスティングトーク(ハセガワさんごめんなさい)、
この栗フレーバーには二人とも唸ってしまいました。
そしてラストは、ボトルにはがっかりさせられてしまった
ウィスキーマガジンライブ2010、MCダンカンテイラーの参加者が選んだ
グレンロセス1968(41年)、グレングラント1969(40年)の2本。
まさか試飲が出ているとは思いませんでした。
CKさんが注文されたので、私も便乗して2種類を注文。
ボトルは口あけされておらず、ここではれて開栓となりました。
まず2種類とも50度OVERということが大変好感が持てます。
グレンロセスは香りの変化が非常に面白いです。グラスに入ってから刻々と香りが変化していきます。
主体はリンゴ等のフルーティーなフレーバー、変化の途中で出てくるシナモン系の香りが非常に興味深いです。植物っぽさもあります。
グレングラントは素直に麦系という感じですが、ハーブっぽさの後にピアレス系の南国感もあり、
色々なフレーバーであふれています。そして戻り、これが力強い甘酸っぱさで大変良いですね。
マスタークラスのときはここまでではなかったと思うのですが、3か月の間に変化があったのでしょうか。
これでこの価格であれば、ボトラーズとしては妥当と判断できます。
その後の一件さえなければ大変満足な買い物だっただけに、なおさら悲しさが・・・
(あの2本がなければ、BBRとDTマレイは買ってたかもしれません。)
とはいえBBRといいDTといい、最近は良いリリースが多くてモルト好きとしてはうれしい限りです。
#その他雑記