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グランアーモー蒸留所を呑み比べる

グラン・アー・モー3年(2009年1stリリース)
700ml 46度
Bottle: 1 of 600
Cask: bourbon barrel 1st

香り:クリーンなアルコール、グレープフルーツ、ニューポットな麦芽質、時間と共にカスタードのような甘さもあるが、これはホワイトスピリッツのようだ、実に軽い。
味:口当りはスムーズ、レモンや溶剤系、若い麦、限りなく透明でスパイシー。複雑さはなく余韻もニューポット系の荒さ、若草のような青さが目立つ。

コメント:味はまだまだといわざるを得ないが、香りにはフルーティーな未来が予感できる要素がある。
変にパフュームや香水も出ておらず、蒸留所の今後に期待したい。

ゴルノク3年(2009年2ndリリース)
700ml 46度
Bottle:1 of 1000
Cask:Bourbon barrel 1st & Sauternes Cask 1st

香り:ナッツ、泥やピート薫香、発酵したような香り。グラス側面からはプレーンドーナッツのような香りも。
味:ピートが主体的、熟したバナナのペースト、オイル、変に塩やヨードっぽさがない分、ただピートを混ぜたアルコールのよう。
ややスパイス、ドライでピーティーな余韻。

コメント:やはり3年なのか、これほど変化がないのもある意味新鮮。ここにフレッシュな塩があれば・・・

先週金曜日夜、実家に帰るついでにリカーズハセガワに寄ったところ、試飲が開いていたのでちょっと飲んでみました。
グラン・アー・モーはフランスのブルターニュ地方にある新規蒸留所で、2005年に操業を開始。
海に近い場所に蒸留所があることから、スコッチでいうアイラと同じような環境の中にある蒸留所のようです。ファーストリリースは3年の熟成期間が終わった2008年のようですが、2009年は同3年モノで、ノンピートモノ(2009年1stリリース)とヘビーピートモノ(ゴノルク)がリリースされています。
ゴノルクのライバルとしてはキルホーマンでしょうか。
キルホーマンもカスクモノはともかくとして、1stリリースは・・・アレでしたので、どちらも今後に期待したいですね。

こういう形で新しい蒸留所が増えていき、互いに競い合っていくことは歓迎すべきことです。

余談・ハセガワで誰かに会いそうだな~と思っていたら、射命丸さんとばったり。
キャンベルのボウモア93の同時UPといい、波長が合いますね

こりゃ悪いことできなくなっちゃうなw(゜∀゜;)

#グランアーモー

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