今回は温泉です。
式根島は火山こそないものの火山フロント上にある島で、その恩恵を受けて”温泉”があります。
ただし水源は乏しいので、真水成分の温泉は無く、塩分を含んだ海水の温泉として海岸部に湧き出ています。
島ではこれを24時間入浴可能な露天風呂として整備し、無料で開放しています。(混浴、水着必須)
よって、海を眺めながら、朝、昼、晩、いつでも良質な温泉が楽しめるため、温泉好きなくりりんとしてはたまらんワケです。
式根島には不思議なことに、2種類の温泉がわいています。
それも直線距離で100mも離れていない場所で2種類、効能が違う温泉があるのです。
片方(足付き温泉)は皮膚炎や切り傷などの外傷に効能があることから、外科の湯。
もう片方(地鉈温泉)は内臓系の病気に効能があることから、内科の湯といわれています。
どちらも潮の満ち引きによって温度が変わるため、入浴のタイミングは日によって変化しますが、
地鉈温泉については、地鉈温泉から源泉を引いて別途海水調整を施した露天風呂、松ヶ下雅湯があり、
これは潮の満ち引きにかかわらずいつでも楽しむことが出来ます。
「式根良いとこ 三宅を前に お湯の加減を潮がする」
各温泉の詳細は以下にてドゾ
http://www.niijima.com/sh/sightseeing/hotspring.html
(温泉の位置関係はこちらを確認ください。)
松ヶ下雅湯。利用しやすい場所にあるため、住民憩いの場となっている。
足付温泉。松ヶ下雅湯からは50mも離れていない距離。温泉のはしごも可能。
地鉈温泉へと通じる道。岩盤を鉈で割ったように見えることから、地鉈と名がついた。
秘湯として江戸時代あたりから知られていた温泉で、多くの湯治客が訪れている。
湯治客が残していったメッセージのひとつ。温泉の周囲を探すと、こういうメッセージが多く残っている。
湯治してみたいねぇ・・・どこも悪くないけどw
>>式根島景観スポットに続く
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