MENU

ブラインドテイスティングで飲む!

先週金曜日、実家に帰る予定があったのでBURNSに寄った。
”500種類のモルトコレクション”が待つ立ち飲みスタイルのモルトバーは
秘密の小部屋みたいなデザインで、オーソドックスなバーとは違った雰囲気があり、
その雰囲気が気に入って、遠方ながら実家に帰る等の理由をつけて一月に1度は来店している。

BURNSで最近ハマっているのがブラインドテイスティング。
ある程度条件を指定して、マスターの青井氏に3種類ほどピックアップしてもらう。

選んでいる間はBARの外に出ているので、何を選んだかはまったくわからない。
条件があるので500分の3というわけではないが、謎解き感覚でモルトを楽しめるし、
何よりラベル酔いによる先入観がないため、素直な心でモルトを味わうことが出来る。

で、今回のブラインドテイスティングの条件は

・オフィシャル
・価格はハーフで1500円以下

写真を撮り損ねたので状況が伝わりづらいかもだが、
チョイスされた3種類に対してくりりんの回答は以下、

①スプリングバンクスモールカスク
②カリラ
③アベラワーアブナック

①と②はそれなりに自信があった。
①は1年前のマガジンライブでしか飲んだことがなかったが、
このフレーバーでオフィシャルで、BURNSにあるモルトの中ではこれしか・・・という、
やや卑怯ではあるが消去法から絞っていった結果だ。

③はマジで最後までわからず、カスク、シェリー感それなり、硫黄っぽさも感じる、
という条件からハイランドパークかなと思ったが、棚にある12年、18年はカスクじゃないし・・・
という理由から早々に消去し、明らかに間違っているとわかりつつアベラワーをチョイスした。
上のほうの棚、「殿堂入り」の棚にあるハイランドパーク旧25年は完全に頭から消えていた・・・

そして正解は・・・、

【①スプリングバンクスモールカスク】
【②アードベックブラスタ】
【③ハイランドパーク旧25年(2つ前のボトル)】

1つだけ正解(´・ω・`)

「いやぁくりりんさん、さすがですねぇ」
余裕の笑みを浮かべたマスターが言う
「ハイランドパークの棚をちらちら見られていたので、バレたかなぁと焦りましたけどね(笑)」

ハイランドパークは不覚というか、自分の力不足を認めざるを得ない、
でもアードベックブラスタは反則でしょう!

オフィシャルのカリラにしてはピートが弱いし、クリーミーでナッティというか、ちょっと違うよなぁ
でもポートエレンでは無いし・・・と悩んでのチョイスだったけど、まさかまさかアードベックとは

意地でも全問正解はさせないぞという、ちょっとした意地悪さがにじみ出ているよマスター!

その後はOMCのブローラ1971-2000の2月と7月を飲み比べ(上記写真)、さらにラガブーリン30年なんて飲んでしまったりして・・・
季節はずれの雪が降る中、飲みすぎた分を体で取り戻すために徒歩で30分、歩いて実家まで戻るくりりんでありました。

あーたのしかった。

三鷹のBAR BURNS 【スコッチモルトウィスキー専門店】
http://www.bar-bridge.net/burns/

【オマケ@翌日、懇意の酒屋で調達した2本】
・スプリングバンクCV(旧ボトル) ホワイトキャップ
・アードベックウーガダール(2003年ボトリング、国分-野澤時代)

5000円、6800円での入手はラッキーとしか・・・(特に前者)
双方とも現行品との飲み比べをしようかな!

#BURNS

この記事を書いた人

前の記事
次の記事