グレンモーレンジ21年
150周年記念ボトル
1972-1993
700ml 43度
オススメ度(9)
☆☆☆☆☆☆☆☆
香り:麦感のあるシェリー感、葡萄、シャンパン系、やや渋み、奥にナッティーさも感じるが、
時間と共にカラメル質な厚みのあるシェリー系の甘さが前に出てくる。
バランスがよく、非常に上品なシェリー感だ、高貴という言葉が連想される。
味:上品でしっとりとした甘さ、麦感と合わせてダークフルーツがあるが、バランスが良く前に出過ぎない。
カシューナッツ、胡桃、ナッツ系の香ばしさとオイリーさとほのかな渋みが中間から出てくる。
後半にはチョコレートや心地よいウッディな渋み、樽系でややバブルガムのような人工的な甘さも感じる。
コメント:非常に上質なシェリー感を持ったモルト、透明感もあるしバランスも良い。
価格さえ考えなければ・・・
福岡の某店にて。
マスターが「コレねー、期待感が大きかったからがっかりというか、たいしたことないよ?」
なんていうので、どんなモンなのかとドキドキしながら鼻を近づけると・・・
おお、このシェリーが前面に出過ぎない上品な香りは・・・いいじゃない!
味のほうも麦感に加えてナッツ、特に胡桃のフレーバーがしっかりあって、
しっかりシェリー系だけど、わかる人にはきっとモーレンジだってわかるんじゃないかな、というレベル
さすがモーレンジ、樽の使い方がうまい。
一期一酒な出会い、福岡の夜にスランジバール!
#グレンモーレンジ