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グレンファークラス1968 ストーンジャグ

グレンファークラス32年(ストーンジャグ)
1968-2000

700ml 52.1度 
Cask No,683
ドイツ向けボトル・・・らしい

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:トップノートではしっとりとした甘い香り、僅かに酸味。
ピーナッツ、カシューナッツ、酸味のある麦感が前面にあり、しっとりした中に香ばしさ。
後からプラムやレーズン、クランベリー(ドライフルーツ)等のフルーツの酸味と甘さが出てくる。
フルーツは少量の梅も含んでおり酸味が強い印象だ。グラス側面からはチョコレートの香りも徐々に顔を出す。
どっしりとしたシェリー樽由来の香り、底知れぬ深みを感じる。

味:粘性のある甘い口当たり、唇が少しべたつく、口の中ではイチゴやダークフルーツの甘酸っぱさ、
蜂蜜、微量の硫黄、ナッティーさがスパイスと共に一気に広がる。
続いて強めの渋み、上記フレーバーを抑えてタンニンが口内を支配していく。
余韻は収まりつつあるスパイスと、鼻に抜けていくシェリーの濃厚な甘さ、ビターチョコ、
口の奥に残るウッディーな渋みを伴って自然なドライさで長く続く。

コメント:特濃シェリー系のファークラス。液が黒いw。
過熟かどうかはかなりきわどいところだ。

ストーンジャグということもあり、入手後即開封。
希少性という点では、手に入れたボトルの中で間違いなく最上級かも・・・。
シェリーの濃さゆえ評価は好み次第だが、今のファークラスにはないシェリー感を持った素晴らしいボトル。

このボトルとの出会いに感謝!

#グレンファークラス

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