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グレンリベット1972-1999(アメリカ向け)

グレンリベット25年
ケイデンヘッド(グリーントール)
1972-1999
750ml 50.3%
Cask type:ファーストフィルシェリーウッド(カスクかバットかは不明)

アメリカ向け(日本未輸入)
“Imported by Barriqut Wine Company Chicago IL60640”

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:一瞬だけ微炭酸を含んだ上品なシェリー香を感じるが、それは次の硫黄にすぐバトンを渡す。
硫黄由来の香ばしさ、作りたてのかりんとうや黒砂糖、ビターチョコ。
アルコール感はあるがそれほどきつくない。

味:香りにもあった硫黄系の香ばしさだ。シェリー樽由来の甘いフレーバーに、
ローストした麦や黒かりんとうの香ばしさが炸裂する。
プルーンやダークフルーツもあるが主役は硫黄系の香ばしさだ。
舌の上にスパイス、渋みは控えめ、余韻はややドライで上記の香ばしさ、ふくよかな甘さが鼻に抜けていく。
全体を通して硫黄が仕事をしているが、ゴムというほどのレベルではなく、
フレーバーのひとつとして認められる強さ。アメリカ向けということだが、
濃厚なボディはバーボン好きにも好まれる味のように感じる。

コメント:またまたパラディにて。
8周年記念にあわせて取り寄せたというグレンリベットのアメリカ向け。
見事にグレンリベットがシェリーに殺されているボトルだ。
目をつぶるとモストウィーのようにも思えてしまう味わい、シェリー感。
しかし嫌味なものではないため、締めの一杯としても悪くない。

余談だが、このケイデンヘッドのシリーズは、たいがい蒸留所名の後に、昔を真似て”グレンリベット”が記載されている。
しかし本家のグレンリベットにグレンリベットを記載する必要はないので、グレンリベットに限っては(Minmore)と記載している。

グレンリベット表記があるだけで、ドキドキしてしまうのは私だけではないはずw

#グレンリベット

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