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ボウモア1966-2002 36年


(画像、右から2番目のボトル)

ダンカンテイラー
ボウモア 36年
1966-2002
700ml 45.3度 
Cask No,3304
Cask type,???

価格:手に入るとすれば10万OVERは必須
オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:本当にすばらしい南国感。先日のシグナトリーボウモアのアルコール感がなくなり、
とても洗練された、極上のシルクのような滑らかなフルーツ系の香りが鼻腔内に届く。
口開けから多少時間がたっているためか、やや炭酸感は弱く感じられた。

味:ぎゅっと濃縮されたマンゴー、パイナップル、レモン、パッションフルーツ・・・
じわじわとフルーツフレーバーが顔を出す、南国リゾートで飲むミックスジュースか。
ジュースには青リンゴも添えられている。後から出てくる麦のビターなフレーバーが、
これがウィスキーであるということを思い出させる、それくらい南国感が凝縮されている。
酸味は少なく、甘さもくどくない。そしてバランスもすばらしい。

コメント:BURNSにて60年代ボウモア飲み比べ2本目、いまや伝説となったボトル。
多くを語る必要は無いでしょう。オススメ度も文句なし、初の満点☆10個です。

現行品のボウモアしか飲んだこと無い人は、1ショットいってみるとボウモアに対する価値観が変わるかも
70年代以前のカリラ、ポートエレン、60年代のブルイックラディ・・・近年のピートにまみれたアイラモルトとはまったく違った、
透明感があって清清しい潮の香りと混ざったフルーティーなモルトがそこにある。

間違いなく今しか飲めないモルトのひとつ。
でも、うめぇけど高いんだよ、オメェはよ!

#ボウモア

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