キングズバリー カリラ 23年
1974-1998
700ml 60.0度
Cask type:ex-Bourbon 12618
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆
香り:グラスに注ぐと透明感のある華やかな香りが届く。
シロップ漬けの桃、完熟した梨、白色系のフルーツ感が一気に広がる。
やや鼻を刺激するが、それを補って余りあるフルーツ感、香りだけで緊張が走る。
味:甘酸っぱく非常にフルーティーだ、リンゴやナシ、桃のネクター感が表面にある。
続いて奥からじわじわとフルーツとあわせて甘さのあるヨードが出てくる。
若干のカラメル、そしてスモークは控えめだ。
余韻は品の良いヨードと甘酸っぱさが持続し、舌上にスパイスが少々。クリーンな甘さが鼻に抜ける。
加水でさらにフルーツ感が開くが、時間とともにややパヒュームが顔を出す。
コメント:恐るべし70年代のカリラ。ピート系のカリラの味とはまったく別なベクトルを持っている。
香りではっきり桃フレーバー、味への期待が膨らむと同時に、麦の蒸留酒だろこれはって突っ込みたくなった。
またフルーティーさも特筆ものだが、後半に現れる甘さを持ったヨード・・・というか、ヨードのフレーバーによる甘さが特徴的なボトルでもある。
#カリラ