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ブルイックラディ オクトモア2.2 Orpheus


ブルイックラディ オクトモア2.2 Orpheus
61度 700ml

価格:11000円~12000円
オススメ度
☆☆☆☆☆☆

香:サーモンやハムの燻製、くすぶったピート、スモーク

味:赤い色をした果実、甘酸っぱさ、土、それらを打ち消すようにくすぶったピートが戻ってくる。
お香のようだ。スモークは弱く、まさにアイラピートをそのままかじったかじったような、ビターでピーティーな余韻。

飲み込むと胸が熱くなる、くすぶったピートに火がついたよう。体の中でピートが燃えている。
水を飲めば鎮火する、しかしこのモルトを楽しむなら、胸の中で燃えるアイラの炎をしばらく楽しむべきだろう。

シャトーペトリュス樽でウッドフィニッシュした、フェノール値140ppmのピーティーモルト。
今までのオクトモアはピーティーさもさることながら、スモーク感が強く、余韻まで味わうことが非常に疲れるモルトであったが、
このオクトモア2.2はスモーク感がいい感じで和らいでおり、ヨード香も弱く、純粋にピーティーなウイスキーとして楽しむことができる。

先日、ボウモア蒸留所で使用しているというアイラ産のピートの現物に、実際に火をつけて純粋なピート香を嗅ぐことができる機会があったが、
その時に感じた香りは、まさにオクトモア2.2の後半に出てくる味、香りと同様のモノだった。
フレーバーとしての純粋なピート香を勉強するという意味でオクトモア2.2は非常に価値ある一本だと感じる。

もちろん味も悪くない。
上記の勉強という意味合いだけでなく、落ち込んだ心を高揚させたいときに一杯なんてのも、いいんじゃないだろうか。

なーんて、えらそうに書き込んでおいて
ハセガワさんとこの試飲なんですけど(ホントスイマセン

#ブルイックラディ

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