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SMWSブルイックラディ1970-2000(29年)48.9%

THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY
Society Cask No, 23.34
BRUICHLADDICH
(ブルイックラディ 1970) 

Aged 29 years
700ml 48.9%
Distilled: 1970 Dec
Bottled: 2000 Oct

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆


 
香り:クリーミーで柔らかい香り立ち、煮たリンゴ、熟したバナナ、クッキーのような甘さも感じられる。
上品でまるでクリームブリュレのよう、味わいへの期待が高まってくる。素晴らしい。
 
味:クリーミーな口当り、ややビターさのあるフルーツの皮、若干の土、バナナ、パイナップル、
ボディはそれほど厚くないが奥から出てくるリンゴ感が秀逸。余韻はあっさりとしていて酸味の盛り上がりがあって、スッと消える。
まるでスペイサイドのモルトを連想させるような豊かなフルーツ感、この時期のブルイックラディの旨さがストレートに感じられる。


 
 
コメント:BURNS(三鷹)にて。ソサイエティのブルイックラディ。
まさかこんなボトルが残っていたとは・・・と、驚かされた1本です。
 
ブルイックラディのピークと言われる1970ビンテージは、オフィシャル2本、ボトラーズでブラッカダーのものを1本飲んだことがありましたが、
ボディの厚さこそブラッカダーに及ばないものの、これら全てを上回る滑らかさ、フルーツ感だったように思います。
特に中後半あたりに出てくるリンゴ感、まるで生のリンゴをかじったときのような味がしっかりと感じられて驚かされました。
 
いやーさすがソサイエティ、旧ラベルには伝説的な一本が多いですね。
なにより現代のブルイックラディを語るのであれば、やはり1970年頃のブルイックラディは避けて通れないように思います。
 

#ブルイックラディ

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