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BFオルトモア1982-2010(28年)


 
BLADNOCH FORUM
AULTMORE
(ブラドノックフォーラム オルトモア 28年)

Aged 28 Years
700ml 53.1%
Distilled: 1982/5/25
Bottled: 2010/7/7
Cask type: Hogshead
Cask No: 2217
 
価格:10000円前後
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
 
 
香り:アルコールのアタック、そして果実香、桃の皮やパパイヤをペーストしたクリームに、わずかにベリー感、チョコレートのような香りもあって実に複雑でリッチ。
時間とともに奥からオークのニュアンスも感じられる。期待させるフレーバーだ。
加水でホワイトチョコレート、フルーティーさが際立つ、栗のニュアンスもある。
 
味:口に含んだ瞬間チョコレートフレーバーが広がる、続いてカカオ、甘いチョコレートシロップ、
ボディしっかり、後半にかけてスパイシーさもあり奇跡のカダム(Old&Rareグレンカダム1977)を連想させるようだ。
後半にかけて栗の渋皮、チョコレート、焦げたオークのほのかなニュアンスも感じられる。
ドライで甘い余韻。口奥から鼻にかけてピーチしっかりのフルーティーなニュアンス。
そして後半に感じるチャーしたオークのニュアンスが憎い!余韻長く鼻抜けしっかり、満足に値する一本。
 
時間とともにチョコレートのニュアンスよりも、ビターさとピーチ感が強調されてくるような気がする。
加水でクリームのような甘さとオーク由来のフレーバー、甘さがしっかりと前に出てくる。フルーツ感もバランスよく、余韻のドライさが軽減される。
 
 
コメント:ウィスキーウェイブにて、ブラドノックフォーラムで今回飲んだニューリリース4種の中では最も良かったと感じる1本。
甘いチョコレートを感じさせたかと思えば、余韻までフルーツ感がオークに負けておらず、酒質の厚さと、リッチでフルーティーなフレーバーを感じさせてくれます。
 
このボトルの熟成に使われたホグスヘッドは、バーボン樽をリチャーして組みなおしたものと思われます。
チャーの度合いにもよりますが、本来、チャーしたオークの支配力はかなり強いです。
粘性が出て中間が厚くなるかわりに、栗の渋皮や焼き芋のようなニュアンスを原酒に与え、一言で言えば繊細さが吹き飛ぶ大味さが加わる傾向にあります。

ところがこのモルトは序盤から中間はチョコレートとフルーティー、そして余韻を引き締めるようにチャーしたオークのニュアンスが出てくるのです。
グッドバランスですねぇ~
ノーマークモルトですからまだ市場にもあるようですし、これならボトル買いもありだと思います♪

さて・・・明日は大阪に出陣します。
当日は前回同様リアルタイムブログ更新で現場の状況をお伝えする予定ですが、リニューアル以降、
私のウェブノートからだと画像貼り付けがうまくいかないという問題が11月1日の段階で確認されていましたので、どこまでやれるかなーというところです・・・。
とにかく、参加される皆様、どうぞよろしくお願いします。

 
なお、今日はわかっちゃ居たけどショックなことに、リニューアルで崩壊したタグ(旧カテゴリ)の件について
「修正及び復旧が行われるかわからないけど、まだ時間かかりそうだから各自で修正してください。」
宣言を受けてしまいましたので、明日の大阪行きの新幹線の中では粛々とタグ直しを実行したいと思います。
この並び順、この整理のされて無さ、こんなので公開してるのが読んでいただいてる皆様に悪いです。
 
まぁウスケバのほうは、さっそく画像投稿方法に修正が入った(?)ようですし、今後の修正に期待していきたいと思います。
ウスケバスタッフ様、阿鼻叫喚な状況になってしまっておりますが、是非一日も早く正常な機能に復旧できますよう、よろしくお願いいたします。

#オルトモア

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