香り:ライチや梨のような甘酸っぱい香りとピートスモーク、消毒液やメンソールの香りもある。徐々にピートスモークが前面に感じられるが、破綻したものではなくバランスは良い。
味:まずフルーツの皮やザラメをまぶしたドライジンジャーを連想させる甘さ、続いてピートのスモーク、ほのかに麦の穂、甘さとビターさが程よいバランスで口の中に広がる。
フィニッシュ:燻したようなピートのビターさと、舌を刺激するスパイス、やわらかい塩っ気が感じられる。スパイスはすぐに収まる。バランスが良く、燻したピートは飲むほどのに口の中に蓄積される。
コメント:飲み会の残りを貰ってきていたが、半年ほど我が家で放置されていた。今回テイスティングがリニューアルされたことを受けて改めて飲んでみると、コレが中々旨い。
味は現行品のオフィシャルの中では力強い部類だろう。タリスカーというとオールドボトルが賞賛されがちだが、現行品も悪くないということを認識できた。
TALISKER 10 Years
この記事を書いた人