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本家のチェリーブロッサム経由、超煙P~!へ。

仕事帰りに、草刈民代引退公演「Esprit~エスプリ~ ローラン・プティの世界」を観た。
草刈さんを初めて知ったのは、周防正行監督「Shall we ダンス?」だった。
立ち姿(ダンス映画のポイントだ!)の凛とした凄さに、見惚れた!

洒落たステージが引けたあと、さて、どこのバーに行こうか?
ニューグランドのバーも浮かんだが、関内の「パリ」へ。
最近、何回か続けて空振りだったので、開いているかどうか、少々・・・不安。
夜桜を眺めながら歩いてゆくと、明るい看板が見えて、ホッ・・・!



初代オーナーバーテンダー考案の名カクテル、定番チェリーブロッサムをいただく。

3代目のシェーカーの振りも板についてきた。(←偉そうに。すみません)
3代目は、初代と2代目(初代の奥様)のご子息の奥様だ。
2代目が亡くなられて、2000年頃に「パリ」は閉店した。
しかし3年ほど前、
「名門「パリ」を私たちの代で絶やしてはいけない!」
と、酒と無縁の主婦が一念発起して、今は週のうち半分くらい開けている。

2杯目は、タンカレーでジントニック
店は昔ながらのスタンディング・スタイル。
先客が声をかけてきてくれて、話の花が咲く!
皆さん、地元の方たちで、3代目と「パリ」を盛り立てようという気持ちが伝わってきて、胸がジーンとする。
「ここのマティーニは最高です」との先客のおすすめに従って、3杯目はマティーニをいただく。

グラスに口を付けたところで、前回もチェリーブロッサム、ジントニック、マティーニだったと思い出した。
酔ったときのことは、しらふになると忘れるけれど、酔うとまた思い出す。
しらふのときのことは、酔うと忘れてしまって、しらふに戻っても思い出せない。(笑)

「火、水、金、開けています」とのこと。
サラリーマンのご主人が会社を辞めたら、4代目を継ぐつもりだそうだ。



2軒目は、コレを求めて・・・、
きゃず3さんお薦め、アードベッグ・スーパーノヴァ

まずピートが、噎せかえるほどに強烈。
味は想像とは大違いで、豊かな風味が丸く大きく広がる。
ブラスダは私には物足りなかったが、これは好きな味だ。
ただし、家に帰り着くまでピート香が口の中に纏わり付いていたのには、
いやぁ~、参ったなぁ!

#BAR

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