出来る事、出来ない事。
大抵の事は出来ると思ってた小さいころ。
けれど、いつからか、守りに入るようになり
どれだけ自分が出来ない人間か痛感した。
それでも胸を張って出来ると言い続けれる
物が欲しくて、あれこれ手を付けた。
習字、そろばん、公文、一輪車、剣道、バスケット
バドミントン等のスポーツ、パソコン、ヨガ、作詞、小説。
その中から残ってきたのがパソコンと
作詞と小説とヨガだった。
人より、ほんの少し出来ると語れるのは、この四つだけ。
これだけ残った数少ない物を何としても
形にしたくて、もがいていた。
維持することの難しさを嫌になる程痛感したけれど。
これだけは手放したくなかった。
だから必死で物にして形にして残そうと思った。
作詞、小説、パソコンに関しては手っ取り早く、
形として残すために「ホームページ」を作った。
ヨガは、ホームページに表現しようがないので
やってきてる事を形に残したくてヨガウェアを買った。
ヨガ日記もつけてる。
こうして、人より、ほんの少し出来る事を伸ばして
自分のカラーにしたい。
個性にしたい。
判で押したような同じ顔で、泣きもせず笑いもせず
レールの上を進んで誰にも見付けてもらえず
過ぎていくなんて嫌だもん。