MENU

コーヒーメーカの思い出

まだ僕が子供だった頃、コーヒーメーカーを買うのはどういう意味があるのかよくわかりませんでした。

理由は、沸騰したお湯がコーヒーの粉の上にポタポタと落ちていくだけの機械というイメージだったからです。

それだけのものに何千円もお金を出して買うなら、やかんでお湯を沸かしてゆっくりと、それこそポタポタと落とせばいいのではないかと思ったものでした。

中学生になってもまだコーヒーメーカーは意味がよくわかりません。

しかし、母親がコーヒー好きだったことから、と言っても専らインスタントコーヒーを飲むだけでした。

ですが、美味しいコーヒーを飲ませてあげたいと思ってサイフォンをプレゼントしてあげたことがありました。

しかし、忙しい母親にそんな悠長なことをしている時間はありませんでした。そんな事を突然思い出しました。

この記事を書いた人