先に先日のテイスティング記事からご紹介。
ゴードン オレンジビターズ
現在は流通していない、あのゴードンのオレンジビターズ。
どのくらいまで流通していたかはっきり追えませんでしたが、
60年代までは流通していたようです。
キャップが、なんというのでしょうか。
透明なロウ封というんでしょうか、
ゼリーを固めたようなもので封がしてあって、
揮発もまったくなく、空気にはまったく触れていなかったようです。
開栓を頂きましたが、ビターズの名の通り、
香り:オレンジの葉、苦味、薬草湯。
味 :薬草系の深い苦味、葉、オレンジの皮、甘みはない。
余韻:ビターで、キレのある余韻。
感想:飲んだ後に洗浄感の残る味わい。口の中が洗われるよう。
カクテルを引き締めるのはもちろんのこと、
食前に少量で食前酒として、食後に極少量飲むことで、
胃もたれを防いでくれそうな(個人のイメージです)
もともとのジンやビターズの起源である薬としての側面を
感じられた逸品。いつも思いますがこの年代は味がどう、
というより飲めたこと自体が嬉しくなってしまう逸品。
徐々に甘さが開いてきていたので、もっと甘くなるのかもしれません。
オレンジビターではないですが、オレンジのフレーバーを持つビターな1本。
お薦めです!!
【日本では販売されていない幻の50度】サザンカンフォート 50% 750ml
http://www.shochu.net/SHOP/068063.html ← 商品ページ
日本では流通していない幻のサザンカンフォート50度。
アメリカで流通しているのですが、今まで日本にほとんど入ってきたことがなく、
一部の限られたBARでのみ飲めるというシロモノです。
BARでサザンカンフォート50度を飲んで、その味に惚れ込み、
今は販売されていない38度を見つけてきて、ご案内後、好評のうちに完売致しました。
その後、どうにかして50度が入手できないかと、
輸入代理店に半年ほど前から依頼して今回、なんとか入荷しました!
(リキュールは通関の成分検査が厳しいらしく、
船がついても商品が降ろせないこともあるそうです。)
<テイスティングしました!>
香り:注がれてすぐは、ややドライですが、
すぐにナッツの香ばしい香り、アーモンドキャラメル、
濃厚なオレンジの香りがどんどん開いてきます。
味 :濃厚なオレンジ、ドライでビターな余韻が残る。
これはカクテルの名品が生まれる予感です!
是非、この味わいを体感してください!
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■ お客様の声
おすすめ度 ★★★★★ なまけ様 2012-01-26
21%のは数回飲んだことがあるのですが、今回の50%のは深みとコクがありとても飲みやすく美味しいです。