マッカランの最高峰、レッドリボンが入荷致しました。
前回、1938が入荷した際は
置いてあるBARまで飲みに行ったのですが、
今回はちょっと行けるか分かりません。
(本当は、飲んでコメントしたいのですが…)
以下は以前飲んだレッドリボン1938のコメントです。
マッカラン 1938 レッドリボン 43% 700ml
<テイスティング>
香り:暗い倉庫でゆっくりと熟成された古いシェリー、
クリームレーズンサンド、しっとりとしたナッツ、洋なし&りんごのコンポート。
濃厚なキャラメルを湯銭しているようなまろやかさと甘さ。
この時代のマッカランはピートを炊いているはずですが、ピート香は感じられない。
やがてオレンジ、マーマレード、ハーブに変化し、
その後、巨峰(ぶどう)のような甘みのある爽やかなフルーツになりました。
グラスに注がれてすぐは静かだったが、ゆっくりと芳醇に香り始める。
時間をかけて優雅に開いていくさまは、
瓶詰め後を含め、長い長い年月を越えてきたことを強く感じさせる。
味 :マッカランシェリー、レーズン、さまざまなドライフルーツ。
味わいは濃厚なマッカランシェリー。
極上のシェリー樽を使っていることは間違いない。
円熟の極みに達している。素晴らしい。
余韻:驚くべきことに香りにも味わいにも感じられなかったピートがここで現れる。
清涼感を伴ったピート、非常にミンティでスモークはなく、
濃く煮出しているハーブティのような余韻が長く続いていく……。
このフィニッシュに関しては、
それまでの香り、味わいから急に変化したので、
野球マンガのありえない角度に曲がっていく魔球のような印象を受けました。
「不思議、驚いた」というのが正直な感想ですが、
このボトルを飲む方は、恐らく多くのマッカランを飲まれた上で、
1930年代のマッカランとはどんなものなのか?
レッドリボンの最古老とはどんな味わいなのか?
を探求する方だと思いますので、ぜひ、このフィニッシュをご自身で確かめてください!
極上シェリーと澄みきったピートが共存する稀有な最高峰のウィスキーです!
以上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実は、今回1940を仕入れた経緯として、
前回1938をお買い上げ頂いたお客様から
「1938もいいんだけど、1940がレッドリボンで一番美味しいんだよね」
というお言葉を頂いたということがあります。
私も飲んだことがないので味にコメントができず恐縮で御座いますが、
レッドリボンを数多く飲まれている方からも評価の高い1940。
残念ながら価格が高騰し、100万円の大台が見えてきておりますが、
このマッカランを飲まずしてマッカランを極めたとは言えないのかもしれません。
特別なシーンに、特別な方への贈り物としてもこれ以上ない
唯一無二の極上マッカランは如何でしょうか?