今回は、先日飲んだボトルのテイスティング記事からのご紹介です。
スプリングバンク21年 トール瓶
香り:甘いイチゴジャム、濃厚なベリージュレ、果肉たっぷりのプラム
味 :ストロベリー、ブルーベリー、果実味のあるシェリー
余韻:シェリーの甘い余韻が続く
めっちゃ美味いこの頃のスプリングバンク。濃厚ですねー。超おいしかったです。
手に入ればいいんですが、入手困難&あったとしてもかなり高額なモルトです。
うちで、オールド系のスプリングバンクといったら
【オールドボトル】 スプリングバンク 12年 Bot.1970’s 46% 750ml
ラベルに大きくSと書かれた、通称ビッグSと呼ばれるスプリングバンク。ラベル下部のアザミもオレンジ色をしています。ブラックスクリューキャップ。 日本ではスプリングバンクのオールドというとペアシェイプボトルが有名ですが、こちらはレアなクリアトール瓶です。 ボトリングは1970年代で、12年熟成なので中身は60年代。 1960年代のスプリングバンクを味わうことができる大変に希少なボトルとなっています。
http://www.shochu.net/SHOP/053960.html ←リンク
【オフィシャル:レア】スプリングバンク 1974/99 25年 46.37% 700ml
1999年に280本のみボトリングされた蒸留所元詰めのスプリングバンク。
熟成は25年。レアなスプリングバンクです。
http://www.shochu.net/SHOP/056560.html ←リンク
あと、飲んだことはないですが、テイスティングノートから見て、
コレ↓が一番上のボトルと近い味わいだと思います。
1965年モノのスプリングバンクなので、
価格と味わい(コストパフォーマンス)から考えると、
「古めの美味いバンクないですか?」とお問い合わせ頂いた場合には、
商品内容をきちんと説明した上で↓のボトルをお薦めしたいと思います。
【レアモノ:ストロベリー、ラズベリー】レア ヴィンテージブレンド 1965 33年 41.2% 700ml
これはレア品です!
スコットランドの裕福な地主のプライベートストック。
中身はスプリングバンクの1965年が80%以上、
同年の1965年のグレーンを10数%の比率でブレンドしてあります。
熟成は33年で、カスクストレングスでボトリング。
瓶詰めされたのが1998年で、
その当時からヨーロッパの倉庫で眠っていたプライベートストックです。
現地のラストストック26本中、当店への入荷は3本のみ。
<輸入元テイスティング>
1960年代のスプリングバンク特有の
ストロベリーやラズベリーのベリー系の甘みと、アクセントとなる若干の塩。
グレーンの影響なのか、少しパンチにかけるところはありますが、
樽の渋みも出ていなくて、良質の食後酒といった感じです。