先日、テイスティングしたボトルからご紹介。
ポートエレン 1979-1995 コニサーズチョイス 40% 700ml
90年代初期から後期まで流通したマップラベル、白ラベル
と呼ばれるコニサーズチョイス。上と下に赤い波線があるのが特徴です。
このラベルの後に、ちょっとマップが小さくなったラベル(旧ラベル)が
2007年頃?までリリースされています。
香り:甘いなめし皮、ピートシロップ
味 :甘くジューシーでまろやかなピート、瑞々しくたおやか。
余韻:スモークが優しく吹き出し、煙る。恍惚の余韻。
感想:ボトリングから10年以上経過したボトルを飲んでいつも思うのは、
まろやかなのに尚、豊かなフレーバーがあるということです。
これが時代のせいなのか、瓶内熟成のせいなのか・・・。
(↑瓶内熟成信じてる人)
10年後に現行のボトルが、もっと美味くなってますよ~に
当店にあるポートエレンをご紹介します。
ここ数日、ポートエレンが売れてます。
リリースとしては2万円前半がなくなって、
25,000~26,000円が定着しつつあるので、
今、2万ちょいとかで買えるのはお薦めです。
うちにもそんなにありませんが・・・。
【閉鎖蒸留所】ポートエレン 1983 28年 オールドボズウェル 55.5% 700ml
http://www.shochu.net/SHOP/064171.html ← 商品ページ
家族経営の「オールドボズウェル・ワインアンドスピリッツ社」によるボトリング。
ボズウェルとはグラスゴー近郊の町の名前。
ポートエレンは、その希少性で語られることが多いですが、
個人的には、香りスモーキー → 味は甘い →余韻はまたスモーキー、しかも長い
という味わいの変化が魅力的だと感じます。(もちろん複雑で味わい深い点も)
下記、輸入元コメントにもそれが感じられるので、
個人的に好みの1本かなと期待しています。
あなたはどんなポートエレンがお好きですか?
<テイスティング>
香りはスモーキーで、ヨード香と柑橘系のライム。
味は、甘い麦が広がり、はっきりとしたスモーキーフレーバーの後に塩っぽさ。
フィニッシュは長く、スモーキー&ヨード、クローブや焙煎したコーヒー豆。
【閉鎖蒸留所】 ポートエレン 1983 27年 ウィスキーエクスチェンジ 46% 700ml
http://www.shochu.net/SHOP/053359.html ← 商品ページ
薬品臭さから徐々に穏やかな潮の香りを感じる。甘口でロースト香が柔らかく広がる。刺激は少なく心地よい塩っぽさが残る。 英国随一と言われるウィスキーの専門商社ウィスキーエクスチェンジ社のリリースする「ザ・シングルモルツオブスコットランド」シリーズ。代表のスキンダー・シン氏は世界でも屈指のポートエレンコレクターとして知られており、氏のリリースするポートエレンは注目です!