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グレンスコシア14年




 おはようございます。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前7時48分です。京都では、朝、晩が、めっきり涼しくなってきました。いよいよ、本格的な秋の訪れみたいです。

 さて、とりあえずは、最後のカテゴリ(2)の穴埋めです(グレーンウイスキーは、今んとこ2種のみです)。今回のネタはグレンスコシア14年です。

 グレンスコシア蒸留所は、1832年に、スチュアート・ガルブレイスさんにより創業されました。1919年に所有者がウェスト・ハイランド・モルト・ディスティラーズに変更、1924年に同社が破産すると、同社の役員だったダンカン・マッカラムさんが、買収しました。しかし、経営不振は続き、ダンカン・マッカラムさんは、借金を苦に、キャンベルタウン・ロッホに、身投げしました。以来、蒸留所には、彼の幽霊が現れると言われています。その後も、何度も操業停止、再開を繰り返し、現在は、ロッホ・ローモンド社が所有し、年間10万リットルほどを生産しています。ですが、これは、蒸留所のキャパシティの8分の1ほどで、スタッフも3名のみ。仕込みも週3回ほどしか行わていません。

 香りは、フルーティでシェリー香も感じられます。口に含むと、まず感じるのはオイリー感。そして、焼き菓子(クッキー、ビスケット系)のような甘さが感じられます。フィニッシュは、さほど長くはありませんが、甘みが続きます。現在は、入手困難につき、これを売り切ると、次回の入荷は未定です。お早めにお試しください。ジェイズバーでは1ショット850円です。

#キャンベルタウン

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