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ブルイックラディ10年




 おはようございます。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前7時56分です。昨夜は、初めて、ウスケバブログをみて、ジェイズバーにお越しいただいたお客さんがありました。どうもおおきにです。100年に1度の大不況に、すっかりやられているジェイズバーの現状を打破すべく、テイスティングノートの記録と、店の宣伝を兼ねてはじめたこのウスケバブログ。ほぼ毎日更新し続けたかいがありました(ちょっとオーバー?)。また、実際に下について働いたとことはありませんが、ボクが師匠とあがめる大先輩バーテンダー、そして、前に働いてた店を経営する会社の経理部長さんなど、多彩なお客さんが来ていただきました。でも、土曜日にしては、イマイチの盛り上がり。まぁ、ボチボチとやってきますわ。

 さて、ここ最近続いてる生産終了モンシリーズ。とりあえず今回が最後です(だと思います)。ブリックラディック?ブルイックラディック?ジェイズバーではブルイックラディとします。今回のネタはブルイックラディ10年です。

 ブルイックラディ蒸留所は、1881年に建立。何度かオーナーが替わり、1994年にホワイト&マッカイ・グループのJBB社(ジムビームの生産に関わっている会社)が、インバーゴードン社から買収したんですが、ほとんど操業は行われてませんでした。やがて、ウイスキー業界では超有名人のジム・マッキューワンさんと、マーレイ・マクダビッド社が中心となって、JBB社からの買収に成功!2001年に再稼働開始!2001年8月26日の最初の蒸留が行われた日は、3,400人ものアイラ島民が蒸留所にかけつけ、喜びを分かち合ったというエピソードがあります。また、アイラ島蒸留所のなかで、唯一、ボトリング施設も持つ蒸留所でもあります。

 フローラルな甘い香り。口に含むと、まずは、サラッとした軽口感があらわれ、やがて、マイルドなスパイシー感が出てきます。フィニッシュも、さほど長くはありませんが、マイルドなスパイシー感が続きます。ライト・ピートがブルイックラディ蒸留所モンの特徴でしたが、最近は、ヘビーピート中心のの仕込みをしてるみたいです。そういうわけで10年モンは生産中止となったようです。ただ、現在は、クラッシックというブランド名で、ライトピートのやつもあるみたいですが、ボクはまだ、飲んだことがないです。ブルイックラディ10年は、ジェイズバーでは1ショット850円です。

#アイラ

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