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インペリアル1979(マキロップチョイス)




 おはようございます。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前7時24分です。昨日のブログでは、うっかり写真を間違えてアップしてしまいました。すぐに気がつき差し替えたものの、それまでにいくつかのアクセスあり。また、ウスケバのトップページでは差し替え前の写真(レアレスト・オブ・レアのバンフ)が、オールドリーキー10年のタイトルとともに掲載され、恥ずかしい思いをしてます。気分をとりかえて・・・。

 これまたバンフのブログでちょこっと触れましたが、ジェイズバーでは常時最低12種類のボトラーズアイテムがあります。ボトラーズもんは売り切ると、原則としてちがうやつを仕入れます。そういうわけで特に閉鎖蒸留所モンは、飲んどかな飲みそこねることがあります。と、いうわけで、今回のネタはインペリアルです。

 インペリアル蒸留所は、もともとダルユーイン蒸留所の第二蒸留所として、1897年に創立された蒸留所。1900年に一度操業が停止されるも1955年に再開。しかし、1998年に再び生産が中止され2005年に完全に閉鎖されました。創業の年は、ヴィクトリア女王の在位60年の年にあたり、インペリアル(皇帝の)という名前は、それを記念して名づけられたと言われています。また、キルンの屋根が通常のパゴダ風ではなく、王冠のような形をしており、蒸留所の名前からこんな形にしたみたいです。

 ジェイズバーにあるインペリアルは、1979年蒸留、2002年瓶詰の月差で22年熟成ものです。ボトリングはイアン・マキロップ社のマキロップチョイスで、もちろんシングルカスクのカスクストレングスです。マキロップチョイスとは、その名の通りイアン・マキロップさんという人が選んだ樽のシリーズやそうです。フルーティな甘さを感じる香りに、はじめはオイリーな甘さを感じるが、やがてスパイシーとなっていくユニークなテイスト。フィニッシュもスパイシーさが長く続きます。マキロップチョイスシリーズは某ネットリカーショップが、驚くべきリーズナブルな価格で販売しています。ボトリングからかなり年月がたっており、売れ残り品なのか?なにはともあれその恩恵で、ジェイズバーでは1ショット950円です。

 今までボトラーズもんのタイトルは、かっこ内は社名でしたが、イアン・マキロップ社では(たぶんおそらく)マキロップチョイスの1シリーズだけで、しかも社名よりシリーズ名の方が有名(これもたぶんおそらく)なので、今回のタイトルのかっこ内はシリーズ名としました。

#スペイサイド

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