生誕100年黒澤明
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2010年4月号 「黒澤明全30作品を完全鑑賞」
黒澤明 絵コンテの世界
脚本を書き終えた段階で、黒澤明の脳内イメージは完璧だった。それを証明するのが 数多く残された絵コンテだ。衣裳や小道 具など緻密に描かれた黒澤の絵コンテを解析!
「七人の侍」を読み解く
日本映画史上、ナンバーワンとも称される「七人の侍」。黒澤明が3時間27分の大作にかけた意欲と壮絶無比な撮影現場の舞 台裏に迫る!
黒澤明全30作品完全鑑賞
鮮烈なデビュー作『姿三四郎』で映画界に彗星のごとく登場し、ベネチア映画祭グランプリに輝いた『羅生門』以降は、遺作『ま あだだよ』まで、つねに世界の注目を集める作品を創り続けた巨匠・黒澤明。驚異的な創造力によってつくられた全30作を、記 録係として作品誕生の現場に関わった野上照代さんの貴重な証言とともに観賞する。
黒澤作品のポスター変遷図鑑
黒澤明監督全30 作品は、「明治の明るさ」を描いた第1期からカラー時代の第4期までに分けられ、ポスターは各時期の特徴が 色濃く映し出されている。黒澤作品の変遷をポスターとともに見ていく。
娘・黒澤和子さんが語る 黒澤明 愛の哲学
“頑固一徹”“孤高の独裁者”。世間が持つそんなイメージの影には愛情深く、純真で心優しい素顔が隠れていた―。娘として、 黒澤組の一員として、公私に渡って父親を支えた黒澤和子さんが黒澤監督の素顔を明かす。
「クロサワ」の影響を受けた世界の監督たち
『七人の侍』『用心棒』…世界の大ヒット映画は「このシーン」からヒントを得て誕生した
出演者が語る黒澤明の実像
撮影では妥協を許さない厳しさから「天皇」とも称された黒澤だが、最も身近にいた出演者が実際に現場で見たのは、愛情と優 しさにあふれた、風評とはまったく違う黒澤明の姿だった。
黒澤監督のロケ地取材
デビュー作『姿三四郎』を皮切りに数多の名作を生んだ富士山麓エリア。何ものにもさえぎられない広大な平原、急勾配の坂道 、変わりやすい天候など大自然が生み出すロケーションは後に別荘を構えるほど黒澤監督の心を魅了した。
黒澤明が愛した宿
『姿三四郎』の製作拠点とした信州の木造旅館、『影武者』『乱』の脚本を執筆した中伊豆の古湯、美食を堪能した秩父の老舗、 晩年の活動を支えた京町家など、黒澤明監督が滞在し、数々の作品を生み出した名旅館をご紹介。そこにはゆかりの部屋や 品々、心癒した風景、温泉などが今も変わらずに残っていた。
#読書2010