サン・ロマン・ルージュ・スー・ロシュ[2005]ドメーヌ・ド・シャソルネイ
これも湘南ワインセラーさんで購入。
HPよりシャソルネイの本拠地である「サン・ロマン」。独立を考えたコサールが、知人の栽培家から畑を借りたことがきっかドメーヌをスタートした土地。コサールの登場によって、日本にもその存在を幅広く知られた注目のアペラシオン。「スー・ロッシュ」とは岩の下という意味で、標高300~400mの畑。ミネラルに富んだテロワール。
【店長のコメント】
ミネラルに富んだテロワール。淡い色調からは想像できないほど目の詰まった凝縮された味わいで、04は柔らかい口当たりの中に甘い旨みの塊が凝縮されていましたが、2005年はボリュームUPされているでしょう。とにかく、溜息が出るほど美味しい!
<インポーターさんのコメント> 2007.4.12
コスモジュンの試飲のワインはディフェクト商品と申しまして、ラベルの汚れているものや、ちょっと問題がある商材を使用します。販売用の奇麗な商品は当然御客様優先で、我々スタッフが触れません。今回の試飲用に届いたSaint Romain Rougeは若干2cm液が低く、コルクも状態が良くなかったので「あーしまった!」と思いました。
でも倉庫から新しく送る時間はなくそのまま強行Tastingとなりました。「駄目かな-?」と思いましたが、ワイン中に残っているガスに守られかえってフレッシュ感がでて、逆に美味しくなっておりました。他の健全なワインが全面的に閉じていたせいもあります。瓶詰めされて間も無いワインなので、ラッキーにもコルクの問題が良い方向に進みました。しかしこれで証明されたのはワインは本当に生きているんだ★ です
2004年の評価です
【リアルワインガイド14号】ポテンシャル92点
雨上がりのようなしっとりとした肌触りは、どの年にも共通するシャソルネイのサン・ロマンの持ち味。決して快晴とはいえないキャラクター、しかし奥深い世界。時間がたってもその重みと複雑さは健在で、そして鼻から戻ってくる森のような香りが、やっぱりシャソルネイ。飲めば飲むほど飽きずにあらに味がでる。こちらの出方を探るように、刻々と変化してくるところなんて、憎いねえ。やっぱり可愛いだけじゃなくて意外にしっかりしているところが男心をくすぐる、とかなんですか?お兄さま。
#WINE