突然田舎にいきたくなり、深夜に車山高原のオーベルジュを予約。翌日、中央線のおくれもあり、茅野駅からタクシーを50分乗ってつきました。外気温度10度、ハイランドをおもわせる風景に癒しを感じました。
さて、適当に家にあったサンプル瓶をいくつかもっていきました。
そのうち一つ、瓶は2004年にリチャード・パターソンのブレンディングルームに行ったときに、もらったブルックラディ1970のサンプル瓶ですが、なかみは当然ちがいます。なんだろうと考えました。
色は濃いです。香りは、やや硫黄くさいですが、スパニッシュオークのようではありません。スモーキーで、鉛筆の芯のニュアンス。プラムの酸味とドライフルーツ。
なんだろうこれ?ラフの1989とか?いやちがう。アイラフェスでもらったサンプル?
しばらくなやみました。よくみたら、
余市1987とかいてありました。あの世界一になった、モルトでした。
シェリー、アイラ、ライなどのニュアンスがありながら、そのどれでもない。たしかに人気あつめそうですね。
ちなみに、2001年、ベストオブベストで、余市10年が世界一になったとき、わたしもパネラーでしたが、ジャパニーズだと思った人はすくなかったと思います。わたしはバーボンかと思いました(笑)