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アードベッグ1972つづき

昨日書いた、メールをもらい、考えました。たしかに水橋1965をのぞけば、60年代のアードベッグは、GM,シグナトリーなどシェリー樽が多い。シェリー樽と熟成の長さは、ピートを殺すと、クリューガーは、言ってますが、言いえて妙です。そんなことは、カーステンも知っているので、スルーして、以下のようなメールをおくりました。

60年代蒸留と70年代では、ほとんどのモルトのキャラがちがう。その最大の理由は、70年代からのゴールデンプロミスの使用にあるだろう。ゴールデンプロミスは、でんぷん質が多いので、アルコールの収量は、多いが、それは同時に、フレーバーのもととなる、脂肪酸などの成分が少ないということを意味する。ゴールデン・プロミスもそうだが、それ以降も、ウィスキー業界は、効率だけ考えて、麦芽を選択したのだ。

と、DVDBOOKのボウモアのところに、書いた内容をおくりました。

ちなみに、わたしのベストスリー、アードベッグは、水橋1965
FRAGMENTS OF SCOTLAND ISLAY 1973OMC 1972‐2000 JAN
かな。

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