神保町シアターに、「泡立つ青春」という映画をみにいきました。1934年の大日本麦酒のPR映画です。ビールと一口おつまみつきで、500円!です。わずか三回の放映なので場内は満員。
ストーリーは以下のとおり。男二人で野球を観戦。帰りに銀座ライオンでビール。みんなの前で歌を唄い、いい気分で、自宅へ。またビールを飲んでいると、二人の客人。その内一人は、その家の娘と結婚したいらしい。ストーリーはここまで。その家の小学生の息子が、ビールを飲ませろといいだし、だめならビールの造り方を教えろという。そこで客人の一人が解説。生産工程の説明が20分つづく。麦は日本のウィスキーにもつかわれていた、ゴールデンメロン。麦芽はマルト!と呼ばれるもやし!と説明されてました。途中酵母の説明では、画面が家にもどり、エビオスの宣伝になりました(笑)。ビアホールへは、木樽に入れて運ばれてました。ビール瓶のつくりかたもしっかり説明。チンタオをふくむ全国の工場を紹介。ちなみに会社は、アサヒ、サッポロ、エビス、ユニオンのブランドを持ってました。
説明がおわると、神楽坂の芸者30人による「ビールいいもの」という、歌と踊り。最後にオ、ワ、リという人文字で完。
場内は笑いにつつまれていました。
途中からイビキをかきだし、終わっても起きなかった80才くらいのおじさん大丈夫でしたかね。
ちなみにお客さんは、20〜30才くらいの男女が多かったです。