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「日光 天然の氷」 ブランド計画 3



東京 神楽坂の とあるBarにて、、、 ↓

バーテンダーが、小気味よく氷のブロックを削っている。
透明で綺麗なこの氷は、製氷機で作られた「純氷」と思われる。

「日光 天然の氷」の当面のライバル?になると思われるのがこの「純氷」!

ブランド化にあたって価格戦略はとても重要!!

バーテンダーと氷談義を交わしてみる。

氷の業界では、1貫目(約 3.75kg)が販売の基準となるそうだ。
「純氷」は、1貫目 約400円前後で販売されている。

天然氷をイメージして、特殊な製氷機で48時間かけて製造する「純氷」は、
透明度や気泡の少なさでは、天然氷よりも上かもしれない。

機械で生産されているのだから、当然と言えば当然!

「日光 天然の氷」は、
美味しい天然水を15日間以上も、じっくり時間を掛けて凍らせているので、
「純氷」と見た目は似ているが、硬さ・融け難さ・氷本来の旨さは、
まったく別格なのである。



バーテンダーに
「天然氷って知っている?」と尋ねると、、、
「南極の氷のことですか?」、、、、
やはり、都会ではあまり認知されていないようである。

南極の氷!ネットで調べると 200gで420円だった。(1貫目換算 7,875円)

北極アラスカ氷河の氷は、300g 500円 (1貫目換算 6,250円)

製氷機で作られる氷の約20倍の金額を出してでも、
太古の昔の大気が入っている希少価値の天然氷を、
人はロマンを求めて購入するのであろう。

ところで、、、
「日光 天然の氷」の原材料は 美味しい日光の天然水です。

以前は、
「ただの水に、お金を出すなんて、、」と言われ続けていた天然水でしたが、
水質汚染や、水不足、健康ブームや美味しい水への拘りに助けられて
天然水は完全にブランド化に成功した。

世界一高い天然有機ゲルマニウムイオン水『五色水』!
なんと 1L 2800円 (1貫目換算 10,500円)

フランス ペリエ(750ml)で400円以上で販売されている。(1貫目換算 1,973円)
日田天領水 2L 370円 (1貫目換算 685円)

だから、もし「天然の氷」が融けても、
既にブランド化されている天然水の価値は残るよね! こじつけww

自然と闘い手間隙をかけて造られる天然氷の製造元は、
既に国内で5ヶ所しかないと言われている。
地球温暖化と後継者不足で
今後の生産量は減る一方の希少価値の「天然の氷」!

製氷機がまだ発明されていなかった時代、
朝廷や幕府への献上品だったこの貴重な「日光 天然の氷」

さて、貴方ならこのロマンの氷に、、、
幾らの値段を付けますか?

 

今日の一言!
やはり、、、、たかが氷、されど氷です。

本家・日光「ふぃふぁ山荘」 2008年4月 2日の記事より

#天然氷

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