過去に仕入れました、ノアール・ド・アオモリというカシスリキュールを覚えて
おられますでしょうか? まだ、その存在感をウィスキーの森の中にあって光失わず
輝いております(おすすめ下手なのはご了承くださいませ)
この「ノワール・ド・アオモリ」は、カシスの香りを引き立てる為に、
通常よりも贅沢にカシスの実を使っています。
その甲斐あってか、本当に華やかで上品、フレッシュなカシスの香り。
カシスの味を引き出す為に甘さ抑えめではありながらも、ジューシーで
ナチュラルな果実味があり、円やかで柔らかな味わい。
余韻にほんのり焼酎由来のコクや風味を感じますが、
このリキュールに合う焼酎を厳選して使用している為、嫌なクセなどは殆んど感じません。
紅乙女酒造さんの作品でした
今回は、鹿児島の本坊酒造さんが作られた「望月」というカシスリキュール
望月というのは人名由来でして
青森県は現在日本一のカシスの生産量を誇っておりますが
弘前大学農学部の故・望月武雄教授が1965年代にヨーロッパからカシスの苗木を
取寄せたのが始まりです。その後、望月教授から特産化のために青森市農業指導
センターに株分けされ増殖。提供された市管内農協婦人部が栽培の取組を始めました。
そういう経緯より、今回のカシスリキュールの名になったわけです
どちらもたっぷりとカシスを使った贅沢なリキュールですが
ノアール・ド・アオモリはアルコール度数15度、望月は25度あります
その飲み口の強さの違いもありますが、ノアールはやさしいカシスの風味
望月はしっかりとした糖度も含めて、何かで割って飲むのにとても適した
リキュールとなっています ストレートではノアールに軍配もあがりますが、割るとなると
度数の低さ、糖度の低さが物足りなくなってしまいます
いまならどちらも比較できますので、ぜひ興味ありましたらご用命ください
多分、常時販売される商品ではないでしょうから、あるうちがチャンスかと存じます
#新着ご案内