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2008年度 酒供養

5月3日、京都のBarで「酒供養」が開かれ、今年も参加してきた。

お店に入ると、フルーツパンチが入った巨大ボールと、
見事なハモンセラーノがまず目に飛び込んでくる。
そして奥のほうには、本日の主役となる樽と数々の奉納ボトル。

昨年から宣言されていましたが、今年もいかついボトルが並んでます。

SMWS 26MALT


ケイデンヘッドのオールドボトル
これらの他にも、あんなのやこんなのが・・・・あぁ~、たまらん!!

そのまま飲みたい垂涎物のボトルが目の前に並んでいるというのに、
それらを飲むことは許されません。
こんな良いのを奉納するとは無茶をやらはりますなぁ~♪という思いと、
これだけのウイスキーを混ぜたら美味いやろうなぁ~♪という思いが交錯。


参加者各自が持ち込んだ奉納ボトルを樽に詰めていきます。


奉納が終わり、空になった数十本のボトル達。

樽詰めを終えた後は、ハモンセラーノや野菜サラダ、肉料理をいただいて、
しばし歓談しながら、樽の中でウイスキーが落ち着くのを待ちます。

今年のは綺麗なピンク色の柔らかい肉質で絶品でした。


待つことどれくらいの時間か、いよいよ今年のブレンドされたウイスキーです。
アルコール度数は50.5度。

昨年のブレンドの残りに、今年の奉納ボトルが新たに加わり、昨年の面影を残しつつも新しい味わいに。
昨年には無かった爽やかなピート香が、昨年のシェリー系の甘みと1年間の熟成を経たウッディーさに加わって、
かなりイイカンジのウイスキーに仕上がっていると思いました。
昨年・今年と2回参加しましたが、このブレンドされたものが1年間の時を刻んで、
どのように変わっていくのか愉しむことが、「酒供養」の醍醐味だと思います。

2時から始まった酒供養ですが、あっという間に定刻の6時は過ぎてしまい、
私がお暇したのは9時、その時まだまだ多くの参加者が楽しんでおられました。

美味しい料理とお酒を存分に愉しませて下さり、ありがとうございました。

#酒

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