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Wolfstone – Year Of The Dog


1. Holy Ground
2. Ballavanich
3. Sea King
4. Brave Foot Soldiers
5. Double Rise Set
6. White Gown
7. Morag”s Reels
8. Braes of Sutherland
9. Dinner”s Set

スコティッシュ・ロックの最高峰!と勝手に思っているバンド『Wolfstone』です。
「Year Of The Dog」は1994年リリースの3作目です。

3作目のメンバー
Duncan Chisholm : Fiddle
Ivan Drever : Vocals,Acoustic Guitar,Bouzouki
Stuart Eaglesham : Vocals,Acoustic & Electric Guitars
Struan Eaglesham : Keyboards
Wayne Mackenzie : Bass
Mop Youngson : Drums

サポート・ミュージシャン
Gordon Duncan : Bagpipes
Taj Wyzgowski : Additional Electric Guitars
Phil Cunningham : Accordion,Whistles

「Year Of The Dog」は、初めて正式メンバーとしてドラムとベースが加入しております。
1、2作目もとても素晴らしいアルバムですが、本作はドラムとベースがメンバーとして迎えられている為、バンドとしての一体感が存分に感じられます。

オープニング・トラックの「Holy Ground」です。
80年代を思わせる、ややチープなキーボードでちょっと驚きますが、
バンドとしての勢いや充実度を感じるご機嫌な1曲です。間奏のフィドルとギターがたまりません!

8曲目の「Braes of Sutherland」です。
演奏時間7分を越える壮大なナンバーです。
Ivan Dreverの心温まるヴォーカルと、それを引き立たせる演奏陣が見事な1曲です!
特に後半の演奏は涙ボロボロです(T-T) グスッ

その他の曲のクオリティーも大変高く、彼らの傑作の1つだと思います。

そして残念な事があります。
将来を約束されていた本作のパイパー「Gordon Duncan」ですが、
2005年の12月に帰らぬ人となりました。
享年41歳。 
あまりに早すぎる死でした。
彼のパイプとソング・ライティングは実に見事で秀逸です。
スコットランド音楽業界にとって大変な損失です。
この場をかりて、ご冥福をお祈りします。

#Wolfstone

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