Riot
Inishmore
パワー・メタル・バンドの『Riot』です。
本作は1997年リリースです。
リーダーでギタリストの「マーク・リール」が、アイリッシュの伝統音楽に興味を抱いた事がきっかけで本作は制作されました。
といっても全編に溢れるアイリッシュ・テイストというアルバムでは御座いません。
収録曲は全12曲で、6曲のみアイリッシュ・テイストです。あとはバリバリのメタルです。
作品自体の出来栄えは、個人的な感想ですがいまいちです。
アルバムとしての統一感がないというか・・・
メタリックな曲とアイリッシュな曲が喧嘩しちゃってるんですよね~。
しかし!アイリッシュな曲の彼のギターが堪らなくいいんです!
エモーショナルでソウルフルな彼のギターがとっても冴えわたりますよ!
Irish Trilogy
Inishmore
Danny Boy
アイルランドで起こった大飢饉(1845-1850)の間、多くの人々が、アメリカや大英帝国などの地への移住を余儀なくされた。そうするしか生きる術がなかった。仕事も無く、追い立てられるようにして、彼らは故郷を離れざるを得なかったのだ。事態は一段と深刻となり、飢餓の恐怖からパニックは拡大し、次第に悪化する状況から逃れるため、人々は港へとせきたてられた。荒れ狂う冬の嵐の中、自らの命を賭けた船出をせざるを得ない者も多かった。郷土のなかでも、メーオー、クレア、ゴールウェイといった西部の街を襲った飢えは、とりわけ厳しいものだった。
この「イニッシュモア」のストーリーは、ゴールウェイ湾の外側30マイルに位置するアラン諸島最大の地、イニッシュモアに住むある少年についてのもので、彼が愛した少女は、家族とともにアメリカに渡るためにゴールウェイへと向かってしまったのだった。何とかして彼女を見つけ出そうと少年はゴールウェイへと後を追うが、彼女はもう決して戻ってこないという噂を聞き、悲嘆にくれるのだった。傷心の彼は一縷の希みを懸け、彼女が戻ることを願って、ゴールウェイの丘で彼女を永遠に待ち続けることを、胸に誓うのだった。
#HR/HM