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EDRADOUR 1973

昨日、待望のエドラダワー GM社 コニッサーズ チョイス 1973が開封されました。
ご注文主は、私がうすけばブログを始めて2日目に書いた日記『THE EDRADOUR』を読んでご来店頂いたお客様でした。
前にも書きましたが、エドラダワーの旧トールボトル10年は私が最も好きなモルトの1つで、その可愛い蒸留所の絵が書かれた牧歌的なラベルも含めて愛して止まなかったのですが、数年前にボトルの形状と共に味わいも変化してしまい、非常に残念な思いをしました。
その時に購入した最後のボトルが空いた後、同様の味わいをこの1973に求めていたのですが、果たして如何なものでしょうか。。

まずグラスに鼻を近付けますと、ちょっと刺激的でどこかセメダインのような香りと、旧物と比較すると幾分穏やかですが、独特のミルキーな香りとメロン味のアイスクリームのような香り、そして奥の方にすいたばかりの和紙のような香りが感じられます。時間が経つに連れ刺激が和らぎ、甘やかでフルーティーに変化して行きます。
口に含むとひんやりとした舌触り、意外とドライな味わいの中にまろやかな甘味と特有のゴムのような風味。スモーキーさが一瞬舌を覆い潔く消えます。そして最後に非常に穏やかですが、抹茶やよく熟れたマンゴーのような風味が残ります。
これが私の感想でした。

旧ボトルの味を期待するとアレッ?と思うかも知れませんが、他に類似するモルトは見つけられず、これはこれで比類無い味に仕上がっていると思います。
ちょっとお値段は張りますが、個性的で面白いエドラダワーを体験されたい方は、是非じっくりと味わってみて頂きたいと思います。




  EDRADOUR 1973 GORDON&MACPHAIL CONOISSEURS CHOICE 40%  4500円/30ml

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