当店の名物(?)となりつつある“トマトカレー”の3回目となる仕込みをしました。
情報に影響されやすい私は、仕込む度に隠し味が増え、より味わいが複雑化しております。
当然美味しさも増していると本人は思っておりますが、どうなのでしょうか。。
因みに今回風味付けに追加したのは、クミン、ナツメグ、アンチョビペーストです。
これにより香りが華やいだように思えるのは気のせいではないでしょう。
それを確信するために、ここ数日試食を繰り返しているおかげで、幾分ズボンがきつくなった様に感じます。
もちろんあくまでもマイナーチェンジなので、味が大幅に変化するという事は無いのですが、でももしかすると、全種類を召し上がったお客様は毎回味が違うと思われているかも知れませんね。
このトマトカレーにはグレンリベット12年のソーダ割りがとても合います。特にグレンリベット・ウォーターのスパークリングで割ったハイボールは、一本芯が通ったようなしっかりした風味ときめ細やかな泡が、グレンリベットの柑橘系の風味を引き立て更に美味です。カレーの爽やかなトマトの酸味を、ほんのりとした甘味が包み込んでくれるように感じます。
先日深夜TVの『食彩浪漫』という料理番組で高田延彦さんがカレーを作っておられたのですが、その中で「オクラとシイタケとタマネギをミキサーに掛けペースト状にした物を入れるとカレーにコクが出る！」と仰ってました。
早速実行したい衝動に駆られましたが、さすがにそれをすると全く違う味になりそうなので、今回は自重しました。
先ずは実験的に自宅で作ってみて、余程美味しければお店のカレーにも取り入れようと思います。
因みに普通のカレーにインスタントコーヒーを少量入れると、コクが出て美味しくなると信じているのは私だけでしょうか。。
トマトカレー 980円 グレンリベット 12年 ＆ グレンリベット・ウォーター 900円