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10月2日 AM

横浜は港北区、妙蓮寺のバー
BOURBON STREET K's BAR
マスターです。

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7時前に起きて身支度を整え朝食へ
自宅と違い寝間着でご飯を食べられない・・・。

まぁ公衆の面前に出るので
当たり前・・・。

朝食食べて歯磨きをしに部屋へ戻るのは時間のロスだけど仕方ないね

8時にバスに乗って向かう先は
インデペンデント スティーブ カンパニー

ISCです!

樽工場ですね

ジャン!
 

「看板」

ここは樽用に加工された木を
樽にする場所です

入り口を入ると従業員食堂も
兼ねた部屋になっています

そこでISCの会社説明ビデオを
10分位見てからツアーが始まります

耳栓と安全用ゴーグルを
渡され着用します

工場内は騒音と大鋸屑などの埃が
舞っているんでゴーグルは必需品ですね

大小にカッティングされた樽材を
適切に組み合わせて金属製の輪で
軽く?樽の形にして
蒸気で樽材を柔らかくして
加工しやすくする行程から見学が始まります

雛壇になっている見学席で
ビデオを見てから
実際の作業者さんが手順良く樽を組み上げます

傍から見ていると軽々扱っていますが
実際には空樽でも数十キロあります!

この行程のラインは確認できただけで4ラインありましたが
私からは見えない奥にあればもっとあります

現場の雰囲気はガンガン樽を作るぜ!
という意気込みで作っているように
感じましたがあくまでも私の感覚です

K's BARにも
空の樽がありますが搬入の時に
滅茶苦茶重かったのを覚えています
今では加工してキャスターを
付けたので一人で安全に動かせますが・・・。

閑話休題

その行程を見終わると
お待ちかねチャーの行程です!

雛壇に上りビデオを見ながら
私の視線はチャーの機械に釘付け・・・。

頭の中で何とか50まで数えるとチャーが終了!

大体50秒だったので
ISCの方に聞いたところ
チャーされた樽がグレード4だと言っていました

ちなみにグレード4のチャーレベルは
ワイルドターキーで使っている
いわゆる「アリゲーターチャー」と
呼ばれる一番焼いた樽です

噂ではグレード7があるというのも
聞いたことがありますが
ISCの方からその真相を
聞き出すことは出来ませんでした・・・。

雛壇から覗くように後ろを見ると
電光掲示板がありそこに
今運ばれてきた樽を後何グレード
いくつで焼くかの指示が出ていました

チャーした後に
少量の水でくすぶっている火を
消す時に雛壇に向かって
扇風機が回っているので
消火の際の煙もれなく燻されます

扇風機を回すことで
樽の中の煙を追いやり
光も当てるのでその光で
チャーが出来ているかを確認しています

最後に漏れのおそれのある所の
補修作業を見ます

一度樽をバラして隙間に
ガマを入れます
これは日本もアメリカも一緒なんだなぁ・・・。

と妙に感心する場面です

私が脇に積んであった樽を
シゲシゲと眺めていたら・・・。

樽の鏡面になにやらスタンプが
押してあるのに気がついた!

樽によってその番号が違うのは
何でだろぉ・・・。

質問があったら目の前にいる
ISCの人に聞けば良いのさ!

大きな音で話が出来ないので
ツアー中は必ず携行している
メモ帳に質問を書いて筆談をします!

っで書いてもらったのは良いけど・・・。
その単語を知らない・・・。

通訳さんに訳してもらうと
検査した人の担当者印らしい・・・。

へ~~

これで見学ルートは終了!

外に出ると
ツアーガイドさんが樽材片手に
もう少し教えてくれました!

ジャン!
 

「樽」

真ん中辺りの色が変わっているところ
そこから漏るらしい・・・。

こういうのを発見すると
補修行程と同じ所に戻して
この板だけ交換するようです

ジャン!
 

「これも樽」

小さな穴が数カ所開いているのが
見えますでしょうか??

この穴は虫食い穴だそうです

こんな堅い木に
穴を開けられる虫って・・・。
噛まれたくないですね

この穴は蒸留所によって
許容範囲が違うらしく
ある蒸留所はいくつまで虫食い穴があっても良い
この蒸留所はいくつまでって決まっているそうです!

ここから漏れるのが
わかっているんだから
一つでもダメそうですが・・・。

この穴はこの穴より大きい穴を
開けてそこに栓をして
漏れを防ぐそうです

写真はありませんが完成した樽に
少量の水を入れて
内部に圧力をかけて検査しますが
その時ダボ栓に装着する
検査用のゴムのダボ栓も見せてもらいました

圧を掛けやすい構造の栓でしたね

そんな話を聞いて終了です!

一番最初に着いた
受付兼ビデオ鑑賞場所兼従業員食堂兼お土産物コーナー兼
樽の加工サンプル展示コーナーへ戻ります

私はみんなが買い物している間に1$札を自販機に入れて
70セントの缶のメローイエローを購入!

って若い子には
メローイエローがわからないらしい・・・。

オッサンバーテンダー数人で
盛り上がっていたのに・・・。
若いバーテンダーはメローイエローなんて聞いたこともないって・・・。

どうやらアメリカでしか売ってない
珍しいジュースだと思って
私の飲んでいるメローイエローを見ていたようです

ジャン!
 

「メローイエロー」

パッケージが変わったような
気がしますが
味はそのままでした!

 ではまた後日

 
 

 

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By マスター

#2013年ワイルドターキー蒸留所研修旅行 #日記

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