今日はジミーの話。
ジミーといっても、ジェイムス・ディーン でも、ジミー・ペイジ でも、
彼がK’s BARに遊びに来たのは2004年11月14日のこと。
ラッセルズリザーブ10年101プルーフを
ロックでガンガン愉しそうに飲んでいた。
なぜそのバーボンを選んだのか尋ねると
「息子と一緒に造ったからだ。」
彼は誇らしげに目を細めた。
今年10月、久しぶりに彼の職場を訪ねた。
半年前、シカゴで会った時よりも、心なしか疲れて見える。
それでも、私たちを見つけると、いつもの優しい笑顔で迎えてくれた。
ケンタッキーのリカーストアで購入してきたばかりのボトルに
慣れた手つきでサインするジミー。
RUSSELL’S RESERVE RYE 6YEARS
そのボトルがこのラッセルズリザーブ・ライ6年。
今秋、ケンタッキーで発売されたばかり。
90プルーフ(45度)のマイルドで上品な味わいは、
今までのワイルドターキー・ライとは全く異なるイメージ。
ここは意見が分かれるところだろう。
同じようなことをJohn Hansell (Malt Advocate Publisher & Editor)も
コメントしていた。
ちなみに、あの夜ジミーがK’s BARで飲んでいたのは
すでに終売になってしまったこちらのボトル。
RUSSELL’S RESERVE 10YEARS 101PROOF
K’s BARにある約20種類ほどのワイルドターキーのなかでも
固定ファンの多いおいしいバーボンなのだが、
最近はリカーストアやバーで現行の90プルーフ(45度)を
見ることのほうが多くなってしまった。
あの日から、もう3年が経つ。
ジミーが座ったカウンターチェアは
今でもそのまま、同じ場所にある。
JIMMY RUSSELL
WILD TURKEY DISTILLERY
MASTER DISTILLER
また来年も、この懐かしい笑顔に会いに行きたい。
来年こそはもう少しお話できるように
今日も録画した「英語でしゃべらナイト」で
意外に真剣に見てしまうのよ。
by(今日は少しハードボイルド調な)社長
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