(スコットランド・スペイサイド地区)ウイスキーに関わって来た人々の話です。スコッチウイスキーへの情熱が伝わってきます。スコッチウイスキーが最高との思いが、伝わってきます。
1960年代のグレンフィディックの登場までモルト・ウイスキーは無視されていました。
グレンフィディックがなければ、モルト・ウイスキーの展開はどうなっていたのでしょうね。
近年のシングル・モルト・ウイスキーの普及は本当に目を見張るようなものです。全体
のウイスキーの売り上げに対しては僅かな一部しか占めませんが、確実に上がってきてい
ます。ブレンド・ウイスキーはまだ全体の売り上げの95%を占めますが、シングル・モ
ルトの需要は認めなければなりません。
シングル・モルトを飲む人にとってその魅力の一つは工場で作られていないことだと思い
ます。今我々がいるような小さな蒸留所で作られています。このような蒸留所が地域社会
を支えます。近所に住んでいる人々の中で、これらの蒸留所で働いているか、過去に働い
たことがあるか、あるいは家族が働いているという人が多いと思います。
今シングル・モルト・ウイスキーの人気が復活しているのは人々が一般的にウイスキーに
ついて詳しくなっているからです。世界中の市場がよくなってきています。
この協会では、決まったやりかたがあります。どのようなウイスキーに対しても同じ使い
方が使えます。見て、喚いで、味わいます。実は、ウイスキーの香りを喚ぐだけで、その
価値の大きな部分を得ることができます。しかし、試飲のために集まっている人たちは喚
ぐだけで納得できませんね。ウイスキーの香りを広げる特別なグラスを使います。まず、
グラスをとって、そのウイスキーの色を見てみます。これは美しい薄い金色です。この色
でどのような樽で保存されていたかについてちょっとヒントを得られます。このグラスの
表面をゆっくり垂れる残りのことを「レッグ」と言います。これで十分なアルコール度が
あるということが分かります。このグラスの形で香りが上に流されます。ちょっと喚いで
みますね。色んな素敵な香りが混ざっています。そして、ちょっと味わってみますね。ウ
イスキーが口の中のあらゆる部分と接触するようにすればいいです。これはけっこうきつ
いです。樽に保存されたときと同じアルコール度なので加水して飲めばいいと思います。
例えば、アルコール度が43%のシングル・モルト・ウイスキーは水なしで飲めますよ。
注 意 : この内容の無断使用は出来ません。
昨日の内容について、訂正 ウイスキープロフェッショナル資格合格者18名です。 記載間違いでした。
Moruco さん、ご指摘有難う御座います。
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#スコットランド蒸留所、風景