なにわ花火大会 8月4日(土曜日)
夏だ、祭りだ、そして花火大会
実行委員の方々頑張って下さい。陰ながら応援、ご成功を、願っております。
かむろ菊(左、下)
なにわ淀川のフィナーレでは欠かすことの出来ない定番中の定番。 すぐに火が消えず、地上すれすれまで長く垂れ下がるもので、和火花火の一種です。
元々は芸奴さんの髪型の『禿(かむろ)』から由来していますが、今では王冠に似ているので冠菊といいます。 金色のものを「錦冠」、銀色のものを「銀冠」といい、最も好まれる花火の一種でしょう。
水中スターマイン(右、下)
水面の上できれいに半円にひろがるダイナミックなスターマインもなにわ淀川花火大会には欠かせないものです。
この花火玉は空に打ち上げる花火と同じ玉を、水面に浮かせてその場で開かせているだけなので星の半分は見えない川の底に消えてなくなります。
仕掛を行う上で、最も注意が必要なのは「水中からどのようにして浮かび上がらせるか」。玉の半分以上を水面から浮かせておかなければきれいな半円状に広がらず、ほうきのように飛び出すだけですので、花火師のもう一つの腕の見せ所でもありますね。
花火全般のQ&A
花火って何処から観ても丸いんだっけ?——————————————————————————–
前から疑問に思っていたこと、ですよね? 日本の花火の基本は丸く開く丸い花火玉であることです。夜空に開いた時の形は、どの方向から観ても丸い、ボールのような立体の「球形」です。ここのところ決してお間違えなく。「花火は丸くみえるけれど、お皿のように平たいと思っていた」人はいませんか?もちろん型物(かたもの)花火の中には二次元的な「平たい」花火も有りますが、通常のいわゆる「菊」や「牡丹」は球体に開きます。詳しくは「日本の花火をもっと知りたい」の「技」または「形」をどうぞ。
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花火玉は一発いくら(\)するの?——————————————————————————–
話のタネに値段を聞いてみたくなるのは世の常、人の常。花火の値段もピンキリの世界。もちろん玉のサイズによってまちまちです。直径15センチの5号玉で8000~10000円くらい。直径30センチの10号玉なら40000~50000円前後。玉の内容や付随するアタッチメントの有無、作者によっても価格は変わってきます。これは単発の場合。もちろんこの価格は「花火玉」だけ、の単価のことですよ。さあ、この値段、高いのでしょうか?それとも?私は、一度に楽しめるお客さんの数を考えたらけして高くはないのでは?と考えます。私は出資者ではないので大きなコトはいえませんが。スターマインなどの連続打ち上げ花火では一発いくらとは勘定せず、その1セット(たとえば全部で50発打ち出すとして)でいくら、と決まっています。実際には細かく計上されるよりは、花火大会全体でいくら、その中で何発打つかをバランスさせて決めているようです。1セットごとにスポンサーが付く場合はセットごとに価格が決められているようです。
ちなみに標準例として日本煙火芸術協会が各地の花火大会に出品するときの参考価格は以下の通りです(1997年現在)。
4号玉 @6,000円、5号玉 @10,000円
6号玉 @16,000円、7号玉 @24,000円
8号玉 @38,000円、10号玉 @60,000円
(消費税別、請負状況により別途打ち上げ費用がかかる場合有り)
このほかに消費(打ち上げ)手数料として運賃、従事者日当、打揚手続費を別途請求する場合があります。
今年も見れるかな?
#イベント