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タリスカー


 
TALISKER

18y.o
45.8%

2007年に「世界一のシングルモルト」と賞された究極の1本。タリスカー独特のスパイシーさやスモーキーさは熟成によりエレガントなバランスに、そして余韻は何時までも続くかのごとく長く、非常に温かみのある味わいにファンが多い。完璧なバランスの18年は、オン・ザ・ロックで ゆっくりと。ソーセージの肉汁とタリスカーは、互いの風味を引き立て合う。濃厚でスパイシーなカレーの風味を、キリッとしたタリスカーがしめてくれる。

クラシックモルトシリーズがリリースされてから18年後、満を持してリリースされたのがタリスカー18年です。タリスカー10年はアメリカンオークのリフィル樽で熟成させた原酒を使用していますが、この18年は3割程度、ヨーロピアンオークのリフィル樽(スペインでシェリーの熟成に使用された樽)で熟成させた原酒を使用しています。年間数量限定でリリースした商品は、瞬く間にウイスキーラバーの間で評判になりました。

そして翌年の2007年に行われたWorld Whisky Awards(以下WWA)に出品されます。このイベントは1年に1回最高のウイスキーを選ぶため、審査員がブラインドテイスティングを行い、世界1位を決める大会です。158のウイスキーを3回にわたって審査し、最終先行に残ったのはわずかに5本。そして3月初旬にロンドンで行われた最終審査で栄えある1位に輝いたのです。

【香り】
豊かでフルーティ。ビクトリア・プラム、グリーンゲージ(セイヨウスモモ)、オレンジの皮、バタースコッチあるいはラムトフィー、背景にスモーキーさを感じる。このスモーキーさが次第に前面に出てきて、トフィーの香りに軽いミントの香りが絡んでくる。加水すると、ボートの乾いたワニス、食べられる海藻など、海洋性のキャラクターが頭をもたげてくる。甘さは続き、ヨード、火をつけていないマッチといった香りも立ってくる。

【味わい】
前面に甘みが広がり、その後、かすかなスモーキーさを伴ったより主張の強い味わいへと変化する。全体的に温かみのある味。次第にスモーキーさ、タール、トフィーといった味が立ってくる。
フィニッシュ
中くらいの長さのフィニッシュ。特徴的なチリペッパーのような香りが後味の中にかすかに感じられます。

【色合い】
美しい琥珀色

#スコッチ(モルト)

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